"坂田明×トリプルエッジ" 坂田明 / 坪口昌恭 / 早川岳晴 / 藤掛正隆
ドラムの 藤掛正隆が主宰するFullDesign Record(http://fulldesign.sakura.com)のアルバムはメンツが気になっていくつか購入したのが馴れ初め。
過去に、下記6枚を購入しています。メンツ見るだけで中央線ジャズ好きには...^^
"坂田明×トリプルエッジ" 坂田明 / 坪口昌恭 / 早川岳晴 / 藤掛正隆(https://www.amazon.co.jp/dp/B07RNJS6QG/)
過去に、下記6枚を購入しています。メンツ見るだけで中央線ジャズ好きには...^^
片山広明、太田惠資 "K.O."(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63350019.html )
トリオねじ×林栄一 "トリオねじ×林栄一"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62373668.html )
片山広明×石渡明廣×藤掛正隆 "8Seasons"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62310970.html )
トリオねじ×坂田明 "トリオねじ×坂田明"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63566354.html )
"Trio Edge"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64055424.html )
"Inside or Outside"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64294220.html )
本作は中央線ジャズな面白さを期待したわけではなく、あの!坂田明と坪口昌恭が共演しているというクレジットを見たら、ほとんど接点なさそうな芸風の2人が共演したらなにが起こるのかという興味だけで購入を決めています。
メンツは、上記、坂田、坪口に、早川岳晴がベースで入る布陣。強力です。
坂田明(As,Cl)、坪口昌恭(P,Syn)、早川岳晴(B)、藤掛正隆(Ds)
坂田明(As,Cl)、坪口昌恭(P,Syn)、早川岳晴(B)、藤掛正隆(Ds)
演奏曲はすべて4者共作になっているので、全部即興演奏ということで良いと思います。
01. Triple Edged
02. S.A.C.
03. S.A.V.
04. Mifune Coat
05. Saitara-bushi Yellow Vision
01. Triple Edged
02. S.A.C.
03. S.A.V.
04. Mifune Coat
05. Saitara-bushi Yellow Vision
冒頭の、無調での重厚なサックスの響きにピアノが絡む展開から、ベースとドラムがヘヴィなリズムを擁しての大即興大会へとなだれ込む、この重量級のサウンドが、坂田、早川、藤掛といった面々から期待する通りのサウンドでいきなり萌えてくる。
このバンドに参加しているのが、完全に異色としか思えない坪口であるが、ピアノ以外にシンセ由来と思われる電子音を効果的に使っていて、このピアノと電子音の使い分けのセンスを買われての起用ということをうかがわせる。
なんというか、中央線ジャズっぽい土着な雰囲気を持った演奏に、最近のジャズと並べても遜色ないような新しい響きを注入しているようなイメージか。
なんというか、中央線ジャズっぽい土着な雰囲気を持った演奏に、最近のジャズと並べても遜色ないような新しい響きを注入しているようなイメージか。
3曲めは坂田のドスの効いた声をフィーチャーした曲。
ドンドコ打ち鳴らされるドラムに、野太い坂田の咆哮が、野武士のうたげのような雰囲気を醸し出す。
5曲めも坂田のドスの効いた声が響く。
ドンドコ打ち鳴らされるドラムに、野太い坂田の咆哮が、野武士のうたげのような雰囲気を醸し出す。
5曲めも坂田のドスの効いた声が響く。
エッジと付くバンド名に違わず非常に鋭角的なサウンドを聴かせるバンドで、聴いていて4者それぞれの強烈なサウンドが耳に飛び込んでくるのだが、個人的にはなかでも早川の骨太なベースによるうねうねとドライブするビートが、妙に耳に残るのは聴き馴染んでいるが故か..。
ベストは、4曲めにしましょう。
"坂田明×トリプルエッジ" 坂田明 / 坪口昌恭 / 早川岳晴 / 藤掛正隆(https://www.amazon.co.jp/dp/B07RNJS6QG/)
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