"CLNUP4" 石若駿

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石若駿のCleanUp quartetの新作ですが、もとは須川、井上とのCleanUp Trioだった気がするのだが..。
20170806に放送された"セッション2017"(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/64325364.html)での、Niran Dasikaの入ったセットがことのほか良かったので、たぶんこのメンツで固定したんじゃないかと推測。
ちなみに前作の紹介が下記。このときは、メンバーは固まっていたわけではなく、今回のメンツが高頻度に登場しているが、コアメンバーという感じでもない。
 "CLEANUP"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63579370.html)
しかし、このメンツはかなり強力だと思う。メンバーを眺めるたびにそう思う。
石若 駿(Ds)、Niran Dasika(Tp)、井上 銘(G)、須川崇志(B)
演奏曲は、下記5曲で、石若のオリジナルが4曲に、Paul Motianで全部で5曲という構成。後半2曲がライブ収録。
01. ShihoHappoh I,II
02. Yoshi
03. Playgroundz
04. ShihoHappoh III(Live)
05. Mumbo Jumbo(Live)
奔放に叩きまくるドラムにまずは打ちのめされる1曲め。
ギターが多重録音で、伴奏とソロとをNiran Dasikaのトランペットが、ソロの部分を引き継ぐ。
2曲めがゆっくりの4拍子曲。
平易なフレーズをギターが奏でるイントロから、Niran Dasikaの少しカスれめのトランペットが入ってテーマか。
Niran Dasikaの音色を魅力をたっぷり感じさせるつくりではあるが、ドラム的には聴きどころはないか。
3曲めは、もう少し速い8ビート。
複雑なパターンを刻むドラムに、多重録音と思うが、2管2ギターが聴こえ、ベースが聴こえず、キーボードが小さく入ると、いろいろ仕掛けが仕込んである。
後半の2曲がライブ録音だが、双方とも無機的でフリー濃度濃いめな散文的な演奏。
こういうのをライブ録音から持ってくるのは、臨場感が出しにくかったからと、好意的に捉えるが、演奏後の拍手の始動が緩慢なのは曲が難解な故か。
メンツ的に、誰の演奏に注視しても満足できるクオリティは期待できるが、殊更にドラム目当てで買っていると、ちょっと肩透かしを食らったような感じになるか。
そういう意味でも、1曲めがなんといっても格好良い!

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