"Spanish Heart Band -Antidote" Chick Corea
Chick Coreaの"My Spanish Heart"(https://www.amazon.co.jp/dp/B01LW805NG/)とその関連の楽曲といえば、Chick Coreaを語るときにははずせない部分であるのは間違いないでしょう。
そんな名盤の続編として作成されたのが本作という解釈で良いはずです。
そんな名盤の続編として作成されたのが本作という解釈で良いはずです。
メンツは、Steve DavisがOrigin(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a20488708.html)のメンバー、Marcus Gilmoreが"Vigil"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62118193.html)で共演歴あり。
Nino Joseleは"Trilogy"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62465842.html)で客演してる人といった感じで、まるっきりの初共演の面々だらけってわけではなさそう。
そんなメンツは以下の通り。
Nino Joseleは"Trilogy"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62465842.html)で客演してる人といった感じで、まるっきりの初共演の面々だらけってわけではなさそう。
そんなメンツは以下の通り。
Chick Corea(P)、Carlitos Del Puerto(B)、Marcus Gilmore(Ds)、Michael Rodriguez(Tp)、Steve Davis(Tb)、Jorge Pardo(Sax,Fl)、Luisito Quintero(Per)、Nino Josele(G)
収録曲は、以下のとおりでAntonio Carlos Jobim, Paco de Lucia, Stravinskyの曲とオリジナルで構成されたもの。
01. Antidote
02. Duende
03. The Yellow Nimbus - Part 1
04. The Yellow Nimbus - Part 2
05. Prelude to My Spanish Heart
06. My Spanish Heart
07. Armando's Rhumba
08. Desafinado
09. Zyryab
10. Pas De Deux
11. Admiration
冒頭曲は中南米系になると思うが、この手のサウンドのこのリズムは、個人的に松岡直也が刷り込みで、多少なりとも和テイストなのか哀愁感なのか、そんなのがないとなんかしっくりこないような部分があって…。
8曲めは、ブラジルの有名曲で、アルバムタイトルには"Spanish"と冠されるが、中南米系のサウンドも含んだラテン系の音楽集と考えたほうがしっくりくる。
全体に起用している楽器が多めのゴージャスな雰囲気を持たせたアレンジで、中南米系も含まれるとはいえ
Chick CoreaのSpanishな曲ではお馴染みのフレーズ、気配をしっかりと入れ込んだ作風は、このテイストを好む聴衆なら「待ってました!」な作品にしっかりと仕上がってはいると思う。
Chick CoreaのSpanishな曲ではお馴染みのフレーズ、気配をしっかりと入れ込んだ作風は、このテイストを好む聴衆なら「待ってました!」な作品にしっかりと仕上がってはいると思う。
演奏面では、アコピとエレピを駆使したChick Coreaの演奏がなんだかんだで映えるのは、しょうがないところ。
とはいえ、他のメンツも名手を揃えており、ソロもいろいろと織り込まれているし、クオリティの高い演奏を繰り広げている。
個人的には、ベースとギターが特に良い演奏をしていると感じたが..。
個人的には、ベースとギターが特に良い演奏をしていると感じたが..。
10曲めはStravinskyをピアノソロでしっとりと奏でていて、アルバム内では毛色違いだが、これも聴きもの。
ベストは4曲めにします。
"Spanish Heart Band -Antidote" Chick Corea(https://www.amazon.co.jp/dp/B07RJ9R8HM/)
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