"Do It 1992" Kurt Rosenwinkel/Scott Kinsey
Kurt Rosenwinkelが1992年に録音した音源がタワー限定でリリースされたもの。
どうやら、世に出すことを目的にしたものではなかったようです。
そんな蔵出し音源のリリース告知が突然出たもんだから、そりゃ買わないわけには、聴かないわけにはいきません。
収録曲も控えめですが、値段も控えめ。障壁は低いです。枚数限定とはなっていないがいつまで売ってるかもちと不安要素。
どうやら、世に出すことを目的にしたものではなかったようです。
そんな蔵出し音源のリリース告知が突然出たもんだから、そりゃ買わないわけには、聴かないわけにはいきません。
収録曲も控えめですが、値段も控えめ。障壁は低いです。枚数限定とはなっていないがいつまで売ってるかもちと不安要素。
メンツは、Scott Kinseyだけで、ようするに彼と音楽作成、録音をしていたということのようです。
Kurt Rosenwinkel(G)、Scott Kinsey(Syn)
Kurt Rosenwinkel(G)、Scott Kinsey(Syn)
演奏曲は4曲
1. Do It
2. There's That Is
3. Quietly He Steps Into Insanity
4. Writer Blocks
1. Do It
2. There's That Is
3. Quietly He Steps Into Insanity
4. Writer Blocks
冒頭曲が、バスドラによる一定間隔のリズムキープが印象なドラム主導のリズムを前面に出した曲、
そんなリズムにギターがこれまた格好良いフレーズを乗せてくる。
このギターの表現が、その後皇帝として君臨するKurt Rosenwinkelの個性をしっかりと感じさせる。
個性を維持しながら進化していることを実感させるようなサウンド。
そんなリズムにギターがこれまた格好良いフレーズを乗せてくる。
このギターの表現が、その後皇帝として君臨するKurt Rosenwinkelの個性をしっかりと感じさせる。
個性を維持しながら進化していることを実感させるようなサウンド。
3曲めは、ドラムによる変則的なリズムパターンにベースが加担する。
いずれもが、電子音を主体にした8ビート16ビートの曲で、ドラムがはっきりとしたビートを刻むようなものではあるが、不思議とFusion臭はあまり感じられない。
そもそもが実験的な演奏を記録しているものらしく、途中フェイドアウトしている曲なんかもあって、未完成ではないにしても完成度としてはあまり高くないのかもしれないが、それでも、Kurt Rosenwinkelが若い頃にどんなサウンドを嗜好していたか、どんなサウンドを面白がっていたのかが、判るという意味ではとても興味深い音源であることは言えるでしょう。
ベストは1曲めにしておきます。
"Do It 1992" Kurt Rosenwinkel/Scott Kinsey(https://tower.jp/item/4914492/)
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