Jeff Denson "Between Two Worlds"
Jeff Densonといっても、その名前に記憶があるわけではなく、実際、自blogを検索してもその名前は出てきません。
が、ドラムがBrian Bladeでギタートリオってのが気になったところ。
実は、ギタリストのRomain Pilonのリーダー作は過去に聴いていて、いぶし銀的な実力が気になっていたというのも購入動機にはなっています。
そんなRomain Pilonのリーダー作を聴いた記録は
メンツは、シンプルに以下の3人
Jeff Denson(B)、Romain Pilon(G)、Brian Blade(Ds)
演奏曲は、Jeff Densonが5曲(2,5,6,8,9)、Romain Pilonが5曲(1,3,4,7,10)のオリジナルを提供。
01. Sucr
02. Song of a Solitary Crow
03. En Trios Temps
04. Generation
05. Nostalgic Farewell
06. Listen Up
07. Madrid
08. Lost and Found
09. Between Two Worlds
10. Azur
緩めのテンポのロック調のサウンドといったイメージで、自分の拙いイメージでは、Wayne Krantzの演ってるような感じに近いという印象。
基本は、Romain Pilonが自身のやりたいように奔放にギターを掻き鳴らしているところにあるか。
それが故の気持ち良さがあるのも間違いのないところ。
音使い的には、そうギミックを使うようなタイプではなく、意表を突いたコード使い、変態的なフレーズ、過度にエフェクター を通した音色みたいなものはほぼ皆無。
Jeff Densonが、また好サポートをしており、あまり前に出過ぎることなくしっかりと下支えするようなそんなベースだが、それでいて主張も感じられる。
さすがにリーダーだけあってソロを取る場面も相応にあるが、あまり派手な立ち回りはせず、堅実なソロを聴かせる。
比べると、Brian Bladeのドラムが自由度が高く、ここではゲストとして迎え入れられて、自身のアイデンティティに従って自由に演って欲しいというリクエストだったんだと推測。
それでいてサポート的役割もしっかりしているから、さすがの旨さ上手さを感じさせるドラミングと言える。
ベストは、2曲めにしましょう。
Jeff Denson "Between Two Worlds" (https://www.amazon.co.jp/dp/B07WHMQH2Z/)
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