Romain Pilon "Ny3"
Romain Pilonは、昨年下記アルバムを購入したことで知った人。
"Copper" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64631602.html)
"Copper" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64631602.html)
これが4枚めのアルバムで、今日紹介のこのアルバムがデビュー作だったようで2011年の録音とのこと。
ここのところ話題性が出てきて、デビューアルバムを再発したという解釈が正しいように思います。
先日紹介の下記アルバムにも入っていました。
Jeff Denson "Between Two Worlds" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/472853032.html)
Romain Pilonは、フランス人のギタリストで、Pat Methenyの影響を受け、Lionel Louekeが絶賛したという逸材だそう。
メンツは、ここのところ名前を聞くことの多いColin StranahanにMatt Brewerを加えたトリオ編成。
Romain Pilon(G)、Matt Brewer(B)、Colin Stranahan(Ds)
Romain Pilon(G)、Matt Brewer(B)、Colin Stranahan(Ds)
演奏曲は、8曲めがDuke Ellington で他はRomain Pilonのオリジナルです。
01. Then She Blinked
02. Cycles
03. Last Sip
04. Blue (Bass Intro)
05. Blue
06. Those Three Days
07. 1m61
08. Low Key Lightly
01. Then She Blinked
02. Cycles
03. Last Sip
04. Blue (Bass Intro)
05. Blue
06. Those Three Days
07. 1m61
08. Low Key Lightly
クールな雰囲気のゆったりめな8ビートを中心としたコンテンポラリ系といえるサウンド。
Colin Stranahanが程よくテンションを上げたドラミングで煽ってくることで、多少なりとも温度感は上がっているか。
曲によって、ちょっと電気処理した音が紛れたり、タンバリンが登場したりとちょっと変化球を入れてくる。
Colin Stranahanが程よくテンションを上げたドラミングで煽ってくることで、多少なりとも温度感は上がっているか。
曲によって、ちょっと電気処理した音が紛れたり、タンバリンが登場したりとちょっと変化球を入れてくる。
低音を響かせたサウンドでエモーショナルにフレーズを紡いでいく、前面に出過ぎず、さりとて埋もれるわけでもなく、ツボを抑えた演奏を聴かせるベースのMatt Brewer。
さすがの実力を発揮してくる。
さすがの実力を発揮してくる。
そして、Romain Pilonのセミアコと思われるギターが、ほどよく残響の乗った音色で、そこそこ速いフレーズを淀みなくしっかりした確実な運指でいながら、さらりと弾いているように聴こえる演奏を聴かせる。
そしてそれが格好良い演奏なもんだから、凄いとしか言えない。
そしてそれが格好良い演奏なもんだから、凄いとしか言えない。
全体に、コンテンポラリ系らしい淡々としたクールな雰囲気を感じるところもあるが、音色的にはメリハリのあるはっきりとしたもので、個人的には結構ツボなサウンド。
ベストは6曲めにしましょう。
Romain Pilon "Ny3" (https://www.amazon.co.jp/dp/B007JFU8AQ/)
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