"E.S.T. Live In Gothenburg" Esbjorn Svensson Trio

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これまでリリースされたアルバムの全貌を記すと以下の通り。★付きがライブ盤。(収録年を左端に記載)
"When Everyone Has Gone" 1993
"Winter in Venice" 1997
"From Gagarin's Point of View" 1999
"Good Morning Susie Soho" 2000
“Live In Gothenburg” 2019 ★ 2001
"Strange Place for Snow" 2002
"Seven Days of Falling" 2003
2008年にEsbjorn Svenssonが亡くなってからは基本的に蔵出し的にライブ音源のリリースがいくつかありましたが、
なんてe.s.t.楽曲集のオーケストラ版のリリースなんかもあって、Esbjorn Svenssonロスの大きさを物語っているんだと思います。
この勢いだと今後も蔵出し音源のリリースはあるかもしれません。

メンツはオリジナルメンバーの下記。
Esbjorn Svensson (P) 、Dan Berglund (B) 、Magnus Ostrom (Ds)

演奏曲は以下の通り。
Disk1
01 Dating
02 Somewhere Else Before
03 The Rube Thing
04 From Gagarin's Point Of View
05 The Wraith

Disk2
01 Providence
02 Good Morning Susie Soho
03 The Chapel
04 Bowling
05 The Second Page
06 Dodge The Dodo

少し無音の時間が過ぎたところで拍手が聴こえてきたところで演奏開始。
拍手の音から大きなホールでのコンサートであることがうかがい知れる。
聴き知った曲と、多分初めて聴く曲とが混在していて、アルバムに入っていない曲もコンサートでは演奏していたことがわかる。
上記時系列のとおり、このライブは初期にあたる時期と言えると思うが、この頃はピアノトリオとしてのサウンドを基本として、エフェクト音等はほぼ使っていない。
ただ、E.S.T. としてのサウンドはしっかり表現されていて、ピアノトリオの新しいサウンドを堪能することができる。
ライブならではのソロパートも楽しめて、d2 2曲めのベースソロ、d2 4曲め冒頭のドラムソロが長尺で聴き応えあり、
ドラムソロはMagnus Ostrom の掛け声まで入っていて、ちょっとテンションが上がる。

ベストは、d2 6曲めでしょう。

"E.S.T. Live In Gothenburg" Esbjorn Svensson Trio (https://www.amazon.co.jp/dp/B07VSJ74D9/ )

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