"Answer to Remember" Answer to Remember

1_619.jpg
石若駿の新プロジェクトは、知古の若手ミュージシャン多数と共演したもので、SongBookシリーズが陰であれば、こっちは陽に当たる作品とのこと。
そんなインタビューはここ(https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/23606 )を参照。

メンツは曲ごとにいろんな人が入っているようですが、ジャケに記載の文字が読みにくいので詳細は割愛。
曲ごとのフィーチャは曲タイトルに書かれているのでそれを参照。
石若駿(Ds,etc)

演奏曲は以下の通り。
1.Answer to Remember
2.TOKYO feat.ermhoi
3.Still So What feat.ATRBand
4.RUN feat.KID FRESINO
5.GNR feat.黒田卓也
6.Cicada Shells feat.Karai
7.410 feat.Jua & ATRBand
8.TOKYO (reprise)
9.GNR feat.ATRBand
10.LIFE FOR KISS feat.中村佳穂Band
11.RUN (ATRBand Version) -bonus track-

16ビートのダンサブルな曲が大半を占める。
そんなアップビートを叩く石若のドラムをたっぷりと聴くには好適な曲構成。
ボーカルの入る曲が多く、ラップまで出てくるが、最近の若い世代としてはラップはボーカルの一分野として普通になっているということでしょうから驚くには値しません。
ただ、(自分が親父だから)個人的な拒絶感は多少なりとも持っているが、ここでのラップはそう嫌悪感なく聴けているか。
日本語のラップではあるが、ちょっと解釈しにくい語り口なのが良いのかもしれない。
通して聴いていると、過去に聴いているSongBookシリーズで聴けたようなサウンドがちょこちょこ出てきていて、そんなサウンドが石若の感性に依るものであることが良く判る。
演奏面としては、上記インタビューにもある通り、ここでは石若はドラムを叩きまっていることを表明しており、その通りに石若の、おおらかでダイナミックでグルーヴ感のあるドラムをたっぷりと楽しむことができる。
他のミュージシャンも、特に管楽器、サックス(たぶん中島朱葉)とトランペット(たぶん黒田卓也))がのびやかな良い演奏をしていることが印象に残っているか。

ベストは、3曲めにします。

"Answer to Remember" Answer to Remember (https://www.amazon.co.jp/dp/B07ZLJKMBX/)

この記事へのコメント