永武幹子, 江藤良人 デュオ独壇場+ (20200203)

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独壇場は、月曜の21時からの1セットだけのライブで、若手ミュージシャン数人が順繰りに出演して月1回程度開催されている。
過去にも永武の独壇場は見ていて、直近はソロ
デュオは、2018年夏の岩見とのライブを聴いています。

今回は、最近気になるドラマー江藤良人とのデュオ。
江藤の演奏は、直近ではなんとなんとのRosario Giuliani, Fabrizio Bosso Quintet で聴いています。

開演30分前に到着、先客が5-6人いたと思う。
ピアノは定位置で蓋を開けた状態、ドラムは左側で自前のドラムセットを持ち込んでいました!! 1時間のライブなのに凄いことです。

ほぼ定刻に演奏開始。
演奏したのが明るめの雰囲気の曲が多め、テンポも全体的に速めなものが多かったか。
たしかオリジナルが1曲で!他は聴き知った曲が大半で全部で6曲演奏してたと思います。
元々、強めのタッチでガシガシ攻め立てるピアノの永武だが、速いテンポで音数の多いフレーズもしっかり速弾きでこれでもかってくらいアグレッシブに鍵盤を叩きまくる。
4曲めだったかOrnette Colemanのround tripで、さいしよのテーマはまっとうなテンポだつたのが、後半で江藤がテンポを「意図的に?)グッと上げて最後のテーマの速いこと速いこと、良く指がついていくなと感心しきり。
さすがにその後少し長めのMCで休憩したあと、次の曲はバラードを選んでました。
バラードと言っても、冒頭はゆったりとした感じに始まるが、テンポこそ変わらないものの徐々にテンションが上がってきてダイナミックな演奏へと変わっていく。
繊細にメロディアスでありながらピアノを気持ちよく乗せながら煽っていくようなドラミングで、終始テンションの高い演奏をサポートしていく江藤のドラム。
曲がの印象に綺麗に乗っかっていながら曲を先導していくようなスリリングでありながらなんとも心地良い。

アンコールにも応えてくれて、軽く終わるかと思ったら、ここでも熱い演奏をたっぷりと演じ、後半のピアノソロでは江藤が手拍子を促す場面も!
1時間を少し越えるたっぷりと演奏を聴かせてもらいました。
最終的に10人くらいの聴衆だったか。

前日が深酒(Megの会 VS No Trunksの対抗戦がありました)だったので、早々に辞してきました。

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