"Write Out Your Head" Wayne Krantz
新年早々に、Wayne Krantzのライブがある告知は以前から知っていましたが、そこにWayne Krantzの新作がリリースされるという情報がもたらされました。
それは買わねば!!とはなりましたが、ライブの会場での販売の有無なんかもちょっと気にしつつ、そしたらメンチにChris Potterが入っているという情報がもたらされ期待感上昇。
結局、ライブはしっかりと見に行きまして(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/473246378.html)、会場にあったら買おうって程度のつもりで、入場時に存在は確認してました。
結果的に、上記ライブのところで書きましたが、
> 終演後、ひょんなことから3人に会える話になり、慌ててcd(新作)を買い、
> cdにサインをいただき
という事態にあいなりまして..。
メンツは、ライブでの3人に近いですが、ベーシストが4人を使い分け、Chris Potterのサックスが入ります。
Wayne Krantzもギターだけではない楽器がクレジットされます。
Wayne Krantz(G,Rhodes)、Gabriela Anders(Per)、Keith Carlock(Ds)、Chris Potter (Saxophone)
Will Lee(B:3,5,7)、Tim Lefebvre(B:8)、Orlando Le Fleming(B:1,4)、Pino Palladino(B:2,6)
演奏曲は以下の通り。すべてWayne Krantzのオリジナルで良いと思います。
1. Kulturny
2. Well-Spoken Astronaut
3. Xandea
4. High 70s
5. Write out Your Head
6. Ride
7. Hello World
8. Magic 44
Wayne Krantzのリーダーアルバムではあるが、トリオでの演奏ほどにはロックで暴力的ではないので、そういう聴き方をするとちょっと不満を感じるようなところがある。
が、視点を変えてChris Potterを聴くことに主眼を置けば、評価はひっくり返ってかなりな聴き応えのある演奏となるはず。
それくらい、Chris Potterはキレのある演奏をしている。
Keith Carlockの重機関銃のような、ズドドドズドドドいうドラムに、メカニカルなChris Potterのサックスが映える。
Wayne Krantzは、ギターより鍵盤を弾いている頻度が高めか。
演奏の音の厚みを増強する方向での起用だと思うが、個人的にも、一般的にもWayne Krantzはギターを聴かせてもらいたいというのが正直なところ。
それでも、ギターをまったく弾いていないわけではないので問題はない!
とはいえ、Chris Potterの演奏は、他のアルバムでも聴くことができるので、ここでは、Wayne Krantzの真骨頂を見せつけるようなサウンドを聴きたかったというのが正直なところ。
もっとも、それはライブでどっぷりと堪能させてもらいましたが..。
ベストは4曲めにしましょう。
"Write Out Your Head" Wayne Krantz (https://www.amazon.co.jp/dp/B0833VRZB3/ )
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