"On Ramp Of Heaven Dreams" Olivier Le Goas & Reciprocity

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ドラマーのOlivier Le Goasのリーダー作です。
2016年の作品も聴いていますが、いずれの盤も主役目的というよりは、共演者目当てであることは自明であります。
本作の目当ては、Nir Felder, John Escreetでありますが、Larry Grenadierももちろん聴きたい人であります。リーダー以外全員が目当てって..。

かくいうメンツは以下の通り。
Olivier le Goas(Ds)、Nir Felder(G)、John Escreet(P)、Larry Grenadier(B)

演奏曲は、10曲めがPaul Simon(S&G)で、他はOlivier Le Goasのオリジナル。
1. Realize
2. Light Size Dreams
3. Early in the Morning
4. Highway Dreams
5. A Day With You
6. Oblique Songs
7. Resurrection Row
8. A Place Inside
9. Break Light
10. So Long Frank Lloyd Wright

冒頭のメカニカルなイントロから疾走感あるサウンドに展開する曲からしてなんとも格好良い。
Nir Felderの奏でる主旋律が、歪感ある渋さのある低音から流れるように華麗な高音へと変幻自在に音を散りばめていて、格好良いことこの上なし。
ベースのアルコから始まる4曲めとか、たゆたうような7曲めとかが多少落ち着いた雰囲気の曲調になると思うが、5曲めとかフュージョン臭が強い感じの曲が入ってきても、(Pat Metheny Groupがジャズか?という議論の範疇で)ジャズとしてのサウンドがたっぷりと詰まっている印象。
大半の曲の前面でNir FelderとJohn Escreetが、がっつりとフロントを担い、ほぼ同じような割合で登場してきて、メカニカルな演奏とエモーショナルな演奏とをダイナミックに振り分けることで良い塩梅に演奏を躍動的にしていて、なんとも格好良い。
Nir Felderのコンテンポラリー系をベースにしながらフリー調から流れるような美旋律調へと変幻自在に雰囲気を変えるギターの格好良さもさることながら、John Escreetの流麗だけどハードな雰囲気を見せるピアノのアドリブが、これまた格好良い。
派手めなドラムが、全体をフュージョンぽい雰囲気にしてる気もするが、ソロとか前面には出てこないので、そこは良い判断をしていると言いたい。

ベストは、2曲めにしましょう。

"On Ramp Of Heaven Dreams" Olivier Le Goas & Reciprocity (https://www.amazon.co.jp/dp/B081WQS79Z/ )

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