"World Citizen" Eran Har Even

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Eran Har Evenよいうイスラエルのギタリストのこれが初リーダー作。
メンバーも名前から同郷の人を揃えTれいるんじゃないかと思う。いずれも名前を聞いたこと無いし、自bォgを漁っても名前は出てきませんでした。

メンツは以下の通りのピアノトリオとのカルテット編成
Eran Har Even(G)、Xavi Torres(P)、Haggai Cohen-Milo(B)、Ivars Arutyunyan(Ds)

演奏曲は、5曲めが3人の共作となっていますが、他はすべてEran Har Evenのオリジナルで全部で12曲。
01 Collective Memory
02 Winners of the Cosmic Lottery
03 Someone's Child
04 Aviya's Song
05 Transmutation
06 Cycle of Life
07 The G Spot
08 Henya
09 Global
10 Belonging
11 Universal
12 Act Normal

コンテンポラリー系ジャズというよりは、ポップス寄りのロックといった風情を感じる、聴いていると何曲かはBeatlesの曲を想起するようなそんな感じ。
かと思うと5曲めでは、電気処理強めの音色にシンセの持続音を被せた無機的な曲でちょっと驚くし、
6曲めではナレーションのような語りが入ってきてのけ反る。
ギターは、曲によって、場面によって、音色を使い分けてはいるが、フレーズをさらりさらりと繋げてこず一音一音をしっかり聴かせるようなスタイルが中心で、音色としてはディストーションを少しかけた音が出てくる頻度が高めか。
ピアノも、程よくメロディアスに粒たちの良いフレーズで、ギターとの相性も良いような気がしている。
ドラムは控えめにビートを刻み、あちこちに散りばめている電子音と共にアクセント的に作用しているのが特徴的なサウンドで、ベースのちょっと太めの低音が曲の柱になっているような印象を受ける。
冒頭に書いたことと相反するが、上質なコンテンポラリージャズギターアルバムと言って良いと思う。
格好良いサウンドを楽しめます。

ベストは10曲め

"World Citizen" Eran Har Even (https://www.amazon.co.jp/dp/B083XR8TS9/ )

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