"Fairgrounds" Jeff Ballard

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Jeff Ballardというと昨今では、Brad Mehldauのトリオのドラマーとしての認知度が高いと思うが、元々はChick CoreaのOriginというバンドで出てきて、Avishai Cohenのリーダー作にも参加していたという人。
他にもPat Metheny, Joshua Redman, Mark Turner, Kurt Rosenwinkelと錚々たる面々との共演歴がある。
リーダー作はこれが2作めのようで、前作は記事を書いています。

メンツは、約6年前のリーダー作でも起用していたLionel Louekeに、Kevin Hays, Pete Rendeと2人のピアニスト、Reid AndersonはElectronicsというクレジットになってます。そしてゲストとしてサックスが2人入った編成。
Jeff Ballard(Ds,Per)、Lionel Loueke(G,Vo)、Kevin Hays(P,Vo)、Pete Rende(P)、Reid Anderson(Electronics)
Chris Cheek(Ts:5,11)、Mark Turrner(Ts:6,8)

演奏曲は、Kevin Hays(5)、Jeff Ballard,Mark Turner(6)、Reid Anderson(9)、Chris Cheek(11)と残りはメンバー共作という割り振りになってます。
01 Grounds Entrance
02 YEAH PETE!
03 The Man's Gone
04 I Saw A Movie
05 Hit The DIrt
06 Twelv8
07 Marche Exotique
08 Grungy Brew
09 Miro
10 Soft Rock
11 Cherokee Rose

ドラムの叩き出すちょっとメカニカルだったりちょっと複雑だったりちょっとスピリチュアルだったりちょっと思索的だったりといったリズムに対してフロントを担うアコピ、エレピ、ギターなどが五月雨な感じに音を振りまいていく。
イメージとしては散文的というか、ちょっと捉え所のない曲が続く。
5曲めがちょっとクセのあるロックといった様相のボーカル入りの曲、7曲めはそこはかとなくアフリカを想起させるようなリズムとボーカルの入った曲、がアクセント的に入ってくる。
自分の拙い頭ではJeff Ballardが何を考えているのか判別しにくいような、そんな実験的なサウンドといった様相。
もっと聴き込んでいくと聴きどころが掴めるのかもしれないが、結構な気力が入りそう。
今後、Jeff Ballardはサイドに入って演奏者に徹している演奏が吉であるということにしましょう。

ベストは曲の体裁がしっかりしている(ってことは、このアルバムのコンセプトからは一番遠いはずの)11曲めにしておきます。

"Fairgrounds" Jeff Ballard (https://www.amazon.co.jp/dp/B07M8KNC1V/ )

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