GilFeMa "Three"
Lionel Loueke参加であることを、だいぶ遅れて認知しまして、速攻買いを決めたもの。
GilFeMaというユニットは、これまでに2枚のアルバム、 2005年のGilFeMa (https://www.amazon.com/dp/B079VXMTXT/ )、2008年のGilFeMa+2 (https://www.amazon.com/dp/B004BJMWMK/ )をリリースしているようです。
調べると、この3人で演奏していて、GilFeMaと冠していないものもあるようで、2015年の”Gaia” (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63516148.html )はこの3人で作られたアルバムで、2018年の"The Journey"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64677487.html )では1曲、2010年の”Mwaliko”(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59681002.html )では3曲が、この3人での演奏としてクレジットされていました。
こうやって再確認すると、Lionel Louekeの活動の核はこのGilFeMaというユニットであったことが良くわかります。
かくいうメンツは以下の通り。Massimo Biolcatiは他にGretchen Parlato”Gretchen Parlato”(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63757066.html )等で名前があり、Omer Avital ”Free Forever”(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60501402.html ) にクレジットされてました。
Lionel Loueke(G)、Massimo Biolcati(B)、Ferenc Nemeth(Ds)
演奏曲は、1曲(2)を除いて、3人のオリジナル(共作含む)ということでよさそうです。
01 Teke
02 Little Wing
03 Le
04 Happiness
05 13th Floor to Heaven
06 Brio
07 Fleuve Congo
08 Algorythm and Blues
09 Dear J.L.
10 Aflao
11 Left Undone
12 Requiem for a Soul
13 Until
アフリカな雰囲気の曲、カリブっぽい雰囲気の曲が大半ではありながら、ストレートに現地のサウンドを再現しているよりは、2段階くらい洗練させたものに作り替えていて、欧州を経由していなたさを加味したような印象に仕上がっている?
土臭さを感じるというよりは、トロピカルな雰囲気を感じさせるというか、実際7曲めには海岸で遊ぶ子供の声すら裏で聴こえてくる。
2曲めが、ジミヘンの有名曲だが、常套手段と言っても過言ではないギターをカリンバのように鳴らす技も繰り出してアフリカ感をたゆたえたゆったりとしたテンポで奏でていく。
リズムパターンがしっかりした曲調で、あまりウネウネしたフレーズを弾かないからか、これまでのLionel Louekeの演奏の中では個人的にはより好印象に感じている。
ベストは9曲めにしましょう
GilFeMa "Three" (https://www.amazon.co.jp/dp/B0849XPV34/ )
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