"Paisagem" Leo Ribeiro

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「パット・メセニー・ファン必携」(http://ventoazul.shop-pro.jp/?pid=150999577 )なんて宣伝文句で目についた作品。
ブラジルはミナスのSSWであるLeo Ribeiroのデビュー作とのこと。
が若い人ではなく1980年代から活動をしている人なんだそうで、60近いってことです。

Leo Ribeiro(G,Vo)、Ricardo Itaborahy(Key,P)、Dudu Lima(B)、Leandro Scio(Ds)

演奏曲は以下の14曲。以前から書き溜めていた作品をならべたんだそうです。
3曲めがPat Methenyに捧げた曲なんだとか..
01 Paisagem
02 Em Frente ao Mar
03 Sabado a Tarde
04 Pietro
05 Das Montanhas Ate o Mar
06 Denise
07 Brilho
08 Pra Te Convencer
09 Cavaleiro Solitario / Encontrando o Santo Graal
10 Tema da Rainha da Paz
11 Estudo No 1
12 Estudo No 2
13 Teshuva
14 Balada

疾走感ある曲、牧歌的な曲調の曲、さらにそこに乗っかってくるボーカル(ボイス)を聴いていると、Pat Metheny、Toninho Hortaをたっぷり聴いている身には聴き覚えのあるようなサウンド、フレーズの断片等々いろんなニュアンスで反応して、宣伝文句の通りニヤリとさせられる。
冒頭のボーカル(ボイス)を筆頭に、Toninho HortaかPedro AznarさらにはCelso Fonseca等々南米系のボーカルを聴き馴染んでいる耳には、既視感というかムムっというか..。

正直、少し作為的に過ぎる気がする部分もあってちょっと”・・・・”と感じる部分(とくに最初最後の曲が最たるものか。)も無きにしもあらずではあるが、それをどう聴くかで評価は変わってきそう。
聴いていて、そこはかとなく洗練さが欠けたような感じというか、ところどころツメの甘さみたいなものを(個人的感覚ではあるが)感じたりしたが。
それはもしかしたら全体に少し軽さが立っているところからそう感じるのかもしれない..。
正直なところ、凄い凄いとのめり込む程の演奏って感じにはなっていないかなぁという評価。
個人的嗜好の問題なんで適当に読み飛ばしてください。

そういうところを加味してのベストは、最後の曲にしときましょう。

"Paisagem" Leo Ribeiro (https://www.amazon.co.jp/dp/B07Z29BDX3/ )

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