"Live At National Sawdust" Davy Mooney

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Davy Mooneyというギタリストのリーダー作で、自blogを漁っても、参加作も見つからなかったので、初聴きになる人。
先日、別の調べごとをしていたらPMGの"Last Train Home"を John Pizzarelli と共演してカバーしている演奏(https://www.nicovideo.jp/watch/nm8961483 )を見つけた。
購入動機は、メンツが良かったことと、ライブ盤だったこと。
メンバーのリーダー作を並べると、John Ellisが"It's You I Like" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61410674.html )、Jon Cowherdが "Mercy" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62726242.html )。
Matt Clohesyはリーダー作はなかったが、参加作はいくつか出てくる。

かくいうメンツは以下のとおり。
Davy Mooney(G,Vo:6)、John Ellis(Ts,As,Bcl)、Jon Cowherd(P)、Matt Clohesy(B)、Brian Blade(Ds)

演奏曲はすべてDavy Mooneyのオリジナルで、全部で9曲。
1. Kid Flash
2. Milly’S Song
3. St. Paul’S
4. Zona Leste
5. Wrinkles
6. Moon Song
7. Prospectin’
8. Angela’S Sad Song
9. Swingset

ギターとピアノのユニゾンで始まる1曲め。
ベースが絡んできたあと、サックスがテーマを奏でるというオープニングから、ピアノとサックスの掛け合いの即興へと連なるアレンジがなんとも格好良い。
2曲め、3曲めが、ギターとサックスのユニゾンによるテーマ演奏。
ギターとサックスのユニゾンでテーマを奏でている頻度が高めで、このサウンドがアルバムの印象としては大きな存在感になっている印象。
曲調はコンテンポラリ系になるが、端正でありながらセンスあるアレンジで聴かせる曲が多く、ライブ収録だが聴衆もソロごとに拍手を送るよりも全体の演奏の流れを楽しんでいるような気配が感じられる。(後半はそうでもないか..)
6曲めでだけボーカルが入ってくるが、ライブのアクセントとして1曲くらいは許容w
John Ellisのあまり速くないテンポを充分に生かした丁寧な音出しと演奏をするサックスと、Davy Mooneyのやわらかめな音色でのエモーショナルな表現から速いフレーズとが織りなすサウンドが心地良い。
Davy MooneyのギターとJon Cowherdのピアノとは、あまりかち合わないような分担になっていて、ギターはソロはしっかりと披露するが、それ以外の伴奏とかはピアノに任せている場面が多めか。
Brian Bladeのドラミングセンスがなにより見事で、端正な曲調に良い感じにグルーヴ感を入れてきていて、まぁ素晴らしいこと。
Matt Clohesyのソロでの低音をしっかり効かせながら重過ぎず軽過ぎずのサウンドの良さも特筆できる。

ベストは、1曲めにしましょう

"Live At National Sawdust" Davy Mooney (https://www.amazon.co.jp/dp/B0898BMFS6/ )

この記事へのコメント

2020年09月07日 22:07
こんばんは。これはいいメンツですねぇ。聞いてみたくなりました。まずはストリーミングですね(笑)。

このアルバムがレコーディングされたNational Sawdust,出張者の役得って感じで行きましたよ。今やブルックリンは小じゃれた街に変貌を遂げていてびっくりしましたが,ここもキャパ200人ぐらいの小じゃれた空間でした。因みに私が見たのはFred HerschのPocket Orchestraでした。それから大して時間は経っていませんが,再びNYCに行く機会がいつ訪れるのか...。
oza。
2020年09月22日 19:45
コメントありがとうございます。

> これはいいメンツですねぇ。まずはストリーミングですね(笑)。
まずは聴いてみてください!!
Brian Bladeに助けられてるところがありそうですが、それでもしっかり熱い演奏が楽しめると思います。


> 行きましたよ。
200人ってことは相応の規模とは言えそうですね。でもライブ盤で聴くのは珍しいハコかなとは思います。

> 私が見たのはFred HerschのPocket Orchestraでした。
それも、うらやましい。

> NYCに行く機会がいつ訪れるのか...。
今の状況だと現地でのライブ自体の頻度が不透明なので、タイミングをみ計らって出張を企ててください!!!!