Soren Lee "Diversity Trio"
Soren Leeはデンマークのギタリスト
本人のhpでは、これを含めて5枚のアルバムを紹介しているので、これが5枚めのアルバムということになりそう。
Disk Unionでは3枚のアルバムがリストされますが、いずれも在庫なし。
と、日本で未紹介ではないが、知名度は強烈に低い人ということになります。
さすがに、欧州のミュージシャンとなると、日本でも細かく網羅とはならないんでしょう。
amazonも日本もUSでもヒットせず、欧州(英国、仏国、丁国)のamazonではしっかりとヒットします。
こういう盤は、自身では絶対に見つけられておりませんで、音源とともにお教えいただいたが故にこうして紹介できるということであります。
メンツは、オーソドクスなギタートリオ編成でありますが、メンツは当然知らない人だけです。
Soren Lee(G)
Linley Marthe(B)
Niclas Campagnol(Ds)
演奏曲は以下の通り。ちゃんと調べてないですが、きっとSoren Leeのオリジナルが並んでいると推測。
1 New Possibilities
2 Ma Cherie Eva
3 Diversity
4 There's a Reason for Things We Do
5 Dancing Awa
6 Fast Burn
7 When You Need It
ギターは、John Scofieldを彷彿とさせるような、うねうねでちょっとアウトするようなスタイルから、Oz Noy とかのキレの良いカッティングを披露したり、さらにちょっと石渡さんが入ったようなスタイル。
ベースは、高音基調の細かいフレーズを弾きこなすテクニックは持ち合わせていながら、低音で攻めるところはしっかりと低音を効かせ、テクニックで押し切らずよく歌うフレーズを駆使してくる。
そこに、音数は多めだがやかましい程ではなく、あまり派手な立ち回りをするわけではないが、しっかりと演奏をってくるドラム。
3人の誰かが特筆して目立つわけではなく、バランス良く3者がそれぞれの良い味を出し合ってきているようなそんな演奏が好印象。
ただ、充分に格好良い演奏ではあるが、曲調にしてはまじめに作っているような感じが見えてくるのがちょっと残念かなぁ。
もうちょっとラフな感じとか、遊びを見せてくると、エキサイトしそう。
ライブとかだとそんな雰囲気が出てるんじゃないかと思うが、はてさて。
ベストは、3曲めで
Soren Lee "Diversity Trio" (https://www.amazon.fr/dp/B07GVK5TK4/)
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