"Romantic Funk: The Unfamiliar" Orlando Le Fleming

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ここのところ、いろいろな人のアルバムのクレジットで見るようになったOrlando Le Flemingのリーダー作です。
最近の参加作を並べると以下のような感じ。
 Wayne Krantz "Write Out Your Head" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/473495313.html )
 Jeff "Tain" Watts "Travel Band" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64825308.html )
リーダー作は、たぶんこれが3枚めで、前作が
で、タイトルから続きもののような感じですが聴いてませんでした。
2017年作で、Seamus Blake, Ari Hoenig, Will Vinsonなんてメンツだから聴いてても良いはずなんですが..

本作のメンツは、2管Quintetで、Drummerが2人を曲によって使い分けています。
Philip Dizack(Tp)、Will Vinson(As)、Sean Wayland(Kbd)、Orlando le Fleming(B)
Kush Abadey(Ds:1,2,4,6-8)、Nate Wood(Ds:3,5)

演奏曲はすべてOrlando Le Flemingのオリジナルで全部で8曲
1 I'll Tell You What It Is Later
2 Waynes
3 The Myth of Progress
4 Struggle Session
5 FOMO Blues
6 More Melancholy
7 Mischievous
8 The Inexpressible

エレベとキーボードという電子楽器がリズムの主体を担う、8ビート、16ビートを中心とした作品。
音の印象も曲の印象も、後期のウェザーをちょっと彷彿とさせる程よく熱気のある演奏。
全体の印象としては上記のようなものだが、実際に聴いていると、トランペットとサックスのフロントのユニゾン、アンサンブル、アレンジされたからの個々の即興と2管のさまざまなサウンドのおもしろさに耳を惹かれる。
そのなかでもPhilip Dizackの流暢なソロもさることながら、個人的には Will Vinson のちょっとワイルドなソロフレーズの格好良さに耳を持ってかれてた場面が多かったか。
5曲めでは管楽器も一部電気処理を施したサウンドを入れ、ドラム叩きまくりのリズムと共にハードな演奏を聴かせる。
Orlando Le Flemingは、ほとんどエレベを使っているが、ほぼ低音に徹しているところも個人的には好感触。
最後の曲だけはアコベを使っているが、この力感あるサウンドがまた心地良い。

ベストは1曲めでしょう。

"Romantic Funk: The Unfamiliar" Orlando Le Fleming (https://www.amazon.co.jp/dp/B08BQVVS9X/ )

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