"What I Did On My Long 'Vacation'" Marc Ribot's Ceramic Dog
Marc Ribotのリーダー作は、ニセキューバ人(https://www.amazon.co.jp/dp/B000006OB6/ )とか数枚は聴いていると思うが、自Blogで紹介しているのは、"Live in Tokyo"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63649248.html )だけでした。
最近は他にいろいろ聴きたいアルバムが多くて、購入リストに残らないことが多いのと、あまり多作なほうでもないから、チェックできていないってのもあるかもしれません。
本作はCDでのリリースはなさそうで、ダウンロードだけだと完全に未チェックということになってしまいます。
ということで聴かせてもらった音源であります。
Ceramic Dog名義のアルバムは2018年に"YRU Still Here?"(https://www.amazon.co.jp/dp/B079YS4YWQ/ )ってのが出てますが、これも未聴でありました。
メンツは、そのCeramic Dogに1曲だけゲストが入る構成。
Marc Ribot(G,Vo)、Shahzad Ismaily(B)、Ches Smith(Ds)
Darius Jones(As:1)
演奏曲は、すべてCeramic Dog名義で全部で6曲。
1.We Crashed In Norway
2.Beer
3.Who Was That Masked Man?
4.Dog Death opus 27
5.Hippies Are Not Nice Anymore
6.The Dead Have Come To Stay With Me
Ornette Colemanを彷彿とさせるファンクからボーカルの入ったロックなサウンド、フリーフォームなフレーズから、ロックテイスト溢れるソロと、絶妙にアウトするヘタウマな演奏と、前面で変幻自在なギターサウンドを撒き散らす。
ほとんどの曲が、ワイルドなビートにボーカルかボイスが入ってくるので、ジャズな雰囲気で聴く感じではないが、なんだか引き込まれていくサウンド。
そんなんなんでジャズ的な視点で演奏を捉えても良いことは書けないような感じではあるが、Marc Ribotの強烈に個性的なギターサウンドがまた素晴らしい。
このグルーブ感は、中央線ジャズ好きと、Oz Noy あたりのファンクなサウンドを好んで聴いている身としては、刷り込み的になんだかんだ妙に癖にならざるを得ないサウンドってことなのかなぁということで、この文書は一般的にはあまり参考にならないかもしれません。
ベストは、1曲め
"What I Did On My Long 'Vacation'" Marc Ribot's Ceramic Dog (https://marcribot.bandcamp.com/album/what-i-did-on-my-long-vacation )
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