"Persistence" Amina Figarova

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Amina Figarovaは、「アゼルバイジャン出身でバークリー音楽院卒業後、米国内で活動を続けているベテラン」と記載がある女性ピアニスト。
年齢はwikiに記述があったが1964生なので、56歳ということになる。たしかにベテランでした。
これまで演奏を聴いたことがないのは、縁がなかっただけなのか、日本まであまり伝わってきていないからか。
ということで、このたび縁ができたのはメンツを見たからでありました。
ギターがRez Abbasi、ベースがYasushi Nakamura、そしてドラムがRudy Royston(Ds)というメンツは個人的に買いを決めるには充分な面容であります。

Amina Figarova(P)、Rez Abbasi(G)、Bart Platteau(Fl,EWI)、Yasushi Nakamura(B)、Rudy Royston(Ds)

演奏曲はすべてAmina Figarovaのオリジナル。そういえば紹介文に「作曲家としての評価も高く」という一文もありました。
01 Persistence
02 I'Ve Got No Time
03 Lil' Poem
04 Morning Blue
05 R Song
06 Horizons
07 Bliss

Rudy Roystonの高速ドラム炸裂の1曲め
Rudy Roystonのちょっと前乗りなハイハットがカツカツ響き、ラップっぽいボーカルの入る2曲め
3曲めとか7曲めで、Robert Glasperな気配のフレーズが入ってくるのは、時代的なものがあるんでしょう。
その7曲めは、男声の低音ボイスの語りが入ってくる。
フロントは曲によって、フルートが前面に出るものとギターが前面に出るものとに分かれているか。
前半の曲はフルート多めで後半はギターが多めな印象。
エレピ、エレベを基調としたサウンドと、単純明快はっきりとしたリズムとが相まってなのか、ジャズ的な気配が希薄に感じ、ブラックミュージックな気配を感じるのだが。。
Amina Figarovaって白人女性なんですが黒人音楽に造詣が深いのか、自分の耳が駄耳なのか
なんだかんだ全体に、Rudy Roystonの叩き出すビートの強さがなんといっても印象的なのは間違いのないところ。

ベストは1曲めでしょうか。

"Persistence" Amina Figarova (https://www.amazon.co.jp/dp/B084P5DQDZ/ )

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