"Live to Tape" Alex Wintz

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2017年に初リーダー作をリリース( "LifeCycle" (https://www.amazon.co.jp/dp/B06Y6GVY85/ ))したAlex Wintzの新作で、これは販路は限定されているようで、一般の通販ではCDは流通してなさそう。
自分は、聴かせてもらってます。
参加作は、Roxy Coss(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63702270.html )(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/474041550.html )、Jeremy Peltの新作(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64779186.html )に入っていて、近年は多くのBigBandで演奏をしているよう。

トリオ編成でメンツは、ドラムのJimmy MacBrideは、Roxy Coss(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/474041550.html )、Nir Felder(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/476382077.html )のアルバムで聴いてますがいずれも2020年なので、これからいろいろ出てくる人なんでしょう。。
Alex Wintz(G)、Dave Baron(B)、Jimmy MacBride(Ds)

演奏曲は、Alex Wintzのオリジナルが4曲、Herbie Hancock(3), St. Vincent(4)、Michael Leonard/Herbert Martin(7)という構成。
1 Idris
2 On a Summer's Day
3 Textures
4 What Me Worry
5 Ely, MN
6 Cadaques
7 I'm All Smiles
4ビート8ビートを中心としたスタンダード然とした曲を選んでいて、難易度は低め。
ギター、ベースとも全体にメリハリの効いた音色でパリッとした印象で聴かせる。
ギタースタイルはオーソドックス系を基調に、オクターブ奏法、ロック然としたフレーズ等々、様々なテクニックを駆使したような演奏で、明瞭な運指でのはきはきとした演奏が心地良い。
Pat Methenyのオーソドックス系ギタートリオ作の傾向に近い方向性で、現代ギタートリオの純ジャズ作としては相当なクオリティの作品と言える。
肩の力を抜き、心地良いギターサウンドに身を委ねるような、個人的には、とても好きなスタイルの格好良い演奏を楽しませてもらいました。

ベストは、1曲め

"Live to Tape" Alex Wintz (https://www.amazon.co.jp/dp/B089Z8W4DQ/ )

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