"Home Volume 1" Stephen Magnusson

2_037.jpg
Stephen Magnussonというギタリストで1969年生のオーストラリアの人のようです。
この人の演奏は初聴きで、この音源は聴かせてもらったもの。
hp(http://www.mag.net.au/now/)を持ってますし、wiki(https://en.wikipedia.org/wiki/Stephen_Magnusson)にも載っているので、一般的のはそこそこの知名度を持った人だと思いますが、残念ながら自分は認知していませんでした(陳謝)

クレジット上はギタートリオとなっていますが、聴くと大半でギタートリオ?と感じてはいるのですが、実際のところは下記聴いた印象参照ってことでお願いします。
Stephen Magnusson(G)、Frank DiSario(B)、Dave Beck(Ds)

演奏曲は下記7曲で、すべてStephen Magnussonなんだと思います。
1.Day One
2.Friday
3.Let's be more Frank
4.HER
5.Bari B
6.Cartoon Mike
7.New day

ちょっとマンドリンを思わせるサウンドと重ねたギターが独特なサウンドを醸し出す1曲め。
ロックなフレーズからはじまり、全体にもロックインストなテイストを持った2曲め。
シンセの持続音が鳴り続けるなか、単調なフレーズを奏で続けるギターに、ボイス?がアクセント的に入る3曲め
アコギでアコギらしい弦の音をしっかりと聴かせる、しっとりめに奏でられる6/8拍子の4曲め
メロトロンのような音色とギターとのデュオ然とした5曲め。
ちょっと牧歌的な雰囲気も感じられて、個人的には気に入っている。、
どことなく大正琴を彷彿とさせる音色とのデュオのようなサウンドが、ちょっと異色な感じを与える。
これもしっとりと聴かせる6曲め。
スネアがタンッタンッと拍を刻む陽性度の高い曲でこれまで聴き進んできた曲とずいぶん雰囲気が変わって驚いたところでアルバム終了。
たぶん大半が多重録音でギターかそれに準ずる楽器を重ねて作られており、ドラムの出番は少なめ。
全体に、いろいろなスタイルが現れては来るが、大半がこれまで聴いてきたギター入りのバンドサウンドとは趣が異なるもので、この人が特異なのか、自分の聴取が偏向しているのか、ちょっとわからないが趣向が変わっておもしろかった。

ベストは、アルバム全体像からかけ離れてはいますが、個人的好みだけで7曲めにしましょう。

"Home Volume 1" Stephen Magnusson (https://www.amazon.co.jp/dp/B08NDMH9TV/ )

この記事へのコメント