"Detour Ahead: Live At Airegin" 中牟礼貞則

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中牟礼さんのソロアルバムがリリースされました。
中牟礼さんといえば、今年88歳を迎えるレジェンド中のレジェンドといった存在です。
が、実はこれまでライブは何度か見ているがCDで聴くのは初めて。
ライブは以下の通り、ちょっと偏向してる感じも無きにしも非ず。。
 "竹内直BCLトリオ (20110304)" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60335620.html )
 "中牟礼貞則 / 佐藤浩一(20150110)" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63004234.html )
 "中牟礼貞則 / 西山瞳(20150829)" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63343710.html )
 "中牟礼貞則 / 南博(20180901)" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64592099.html )
 "中牟礼貞則×南博×加藤一平(20200229)" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/473820421.html )

本作ですが、2003年収録のカセット音源(1~4曲目)、と2020年収録音源(5~8曲目)の全8曲を収録したもので、音質よりも音楽のクオリティを優先したってことなんでしょうか。

本作はソロです。
中牟礼貞則(G)

演奏曲は、スタンダードと言って良いVictor Young, Herb Ellis, Richard Rodgers, Irving Berlin, Bill Evans, Jim Hall, Steve Swallowといった面々の作品に、最後にオリジナルを演奏して締めくくる。
01 Stella by Starlight
02 Detour Ahead
03 My Funny Valentine
04 How Deep is the Ocean
05 Time Remembered
06 All Across the City
07 Falling Grace
08 Inter-cross

全体を通して表現するとすれば、枯れた味わいという表現に終始するところだとは思う。
ひとフレーズくらいの単位で意志の強さを感るじような強い打弦と優しさを醸し出すような爪弾きとを絶妙に織り交ぜることで、こまめに緊張と弛緩を意識させるそんな演奏。
その演奏の変化が飽きさせず、退屈させない心地良い塩梅で演奏を楽しませる術に繋がっているんだろうなと、これは数多く聴いたからの感想ではあります。
一言で表すには前述の通り枯淡の味わいという表現で問題ないと思うが、それでは済まされない味わい深さ、年季の凄さを重く感じるとともに、えーと、それを感じ取れるだけの自身の感性の醸成(してると信じて)にも感謝しつつ拝聴している次第です。
最後に「アンコールってわけではないがオリジナルをちょっと」とMCを入れてオリジナルを演奏して締め括られる。

ベストは7曲めにしましょう

"Detour Ahead: Live At Airegin" 中牟礼貞則 (https://www.amazon.co.jp/dp/B08MQSHYW7/ )

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