"Will" 若井優也

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若井優也は1986生の、もう中堅と言えるピアニスト。
過去に井上銘の"Waiting For Sunrise"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62457967.html )で聴いてる人。
本作は石若駿の参加作を漁っていて見つけた盤で、通常流通にはのっていないようなので、若井さんから直接入手しています。

メンツは、そういうわけで石若駿が入ってくるが、実は魚返明未のリーダー作と同じメンツだったりします。
偶然なのか意図的なのか、良いコンビネーションってことなのか..。
ベースの楠井は、実はこの2枚でしか聴いていないと..。(汗)
若井優也(P)、楠井五月(B)、石若駿(Ds)

演奏曲は、若井が2曲、楠井が1曲のオリジナルに、Bill Evans, Cedar Walton, Duke Pearsonにショパンという陣容。
1. Etude Op.10 No.6
2. Spring Has Sprung With A Little Melancholy
3. Children’s Play Song
4. Bolivia
5. Is That So?
6. Will: Part 1, Part 2
7. Will: Part 3

1曲めはショパンをほんのりジャジーにアレンジしてピアノトリオで演奏。
楠井のゴリッとしたベースをフィーチャーし、ピアノの美旋律との対峙を見せ、石若はシンバルで演奏を盛り立てる。
3曲めで、優しく美しい響きのピアノソロを聴かせるが、美しいだけでなくキースを彷彿させるジャジーなフレーズも紛れ込ませてくるのが心憎いところ。
4曲めがちょっとアップテンポで、後半に石若のソロが入る。
後半2曲が若井のオリジナルで、それまでがスウィングを感じさせる場面も多々ある演奏だったが、ここではよりドラマチックな展開を見せる曲調に変化を見せる。
全体には、若井の美意識を良く感じさせる美旋律系のピアノトリオサウンドで、心が洗われるような心地良さがある。

ベストは、2曲めにしましょう。

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