"John" Marc Copland
Marc CoplandのJohn Abercrombie追悼のアルバムで、John Abercrombieの曲ばかりを集めた作品集。
個人的に、John Abercrombieのアルバムはほとんど聴いていないんですが、自blogを漁ったら、John Abercrombieのリーダー作は出てこず、4人のギタリストで作った作品が出てきました。
"Inspired" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64217570.html )
参加作は、Marc Coplandのリーダー作も出てきます。
"Marc Colpand and ..." (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a43792546.html )
ということで、多くの共演歴のあるMarc Coplandが、2017年に亡くなってから3年経って作った追悼盤ってことになります。
John Abercrombieの曲をピアノソロで奏でていきます。
Marc Copland(P)
曲は、すべてJohn Abercrombieの曲で、初期から後期まで満遍なく集められているようです。
とはいえ、John Abercrombieはほとんど聴いてないので、どれだけ聴き知っているかは...。
1.Timeless
2.Isla
3.Flip Side
4.Sad Song
5.Avenue
6.Sunday School
7.Remember Hymn
8.Love Letter
9.Vertigo
上にも書いてますが、そもそもJohn Abercrombieのアルバムをあまり聴いていないので、それぞれの曲がどんなだったかってのを基本的に知らない前提です。
それでもいくつかの曲がは過去に聴いたかなぁ?と思わせるものがあるのは、ある意味凄いことだとは思う。
それくらい、曲の持つ美しさはとても良く感じられるのは、Marc Coplandの演奏故か。
Marc Coplandのピアノは、ミスタッチも散見されるくらい感情の赴くまま演奏を繰り広げているようなもので、そこがまた素晴らしい。
これが計算づくだったら恐ろしいくらい。
曲と演奏の一体感が素晴らしく、いずれの曲もピアノのために書かれたのかというくらいしっくりと馴染んでいる。
あえてテンポに緩急をつけず、淡々と演奏することで悲痛さを表現して、それを追悼の意味にしているんじゃないかと勘繰るがはてさて。
ベストは2曲めにします。
"John" Marc Copland (https://www.amazon.co.jp/dp/B08M2FXZLY/ )
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