Childhood トリオ (20210619)

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緊急事態宣言のあいだお店を締めていましたが、解除直前のタイミングでのライブ開催告知に、これは見逃せないと赴いてきました。
スケジュールを抑えるのが至難の3人なので、延期よりはアルコールなしでも演ってくれたのがなによりもうれしい。
この3人の演奏は2016年に聴いているので、約5年ぶりということになります。
多忙な面々なので、その後どれだけこの3人で演奏していたのかも気になります。。
 "Childhood トリオ (20160909)" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63850193.html )
この2016年のライブに前後してCDが出ています。

個人的ライブ参戦は、緊急事態宣言直前依頼で、久々のお店、久々のライブということになります。
 "津上研太, 南博 (20210424)" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/481174928.html )

メンツは、
渋谷毅(P)、市野元彦(G)、外山明(Ds)

17時開場17時半開演ということで、17時過ぎにお店に着いて2人め。
定刻を少し過ぎて演奏開始。
ステージは前回と同じ配置で、ピアノを少し前に出し、左奥にドラム、その手前に市野さんが座ります。

ギターがおもむろに最初の一音二音、音を出すと、それに呼応してピアノが音を絡めてくるところから演奏が始まるような、そんな展開が多かったか。
テーマと伴奏、即興とバッキング、ソロとソロとの応酬、そんな場面がさらりさらりと展開していき、それぞれが有機的に絡み合っていく。
さらに、凡人には理解し難い神業的タイミングで合いの手を入れてくる外山さんのドラム。
今回はシンバルを繊細にコントロールしながら駆使する場面が多かったか。
そんな三者の演奏がChildhoodのサウンドを醸成していく。
曲調は、すべてバラードかそれに準ずるゆったりとしたもので程よい緊張感はあるものの、心穏やかに音に浸るような、そんな心地良さを醸し出す。
曲が終わると渋谷さんが譜面をさらって曲を決め、2人に伝えて演奏開始というパターンは前回も同じだったはず。
選んでいた曲はスタンダードと、市野さんのオリジナルを中心にしたもの(あとから確認したらアルバム収録曲はすべて演っていたよう)で1stがたしか6曲、2ndも6曲くらいだったか。
コロナの影響による営業時間の制約でアンコールはなしではありましたが、双方ともほぼ1時間たっぷりと演奏を楽しませていただきました。

久々の生音は体全体に染みていくような感じで、しっかりたっぷりと堪能させていただきました。

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