"Music Room 1985" Wayne Krantz
Wayne Krantzの1985年のファーストアルバムで"幻の"とか"秘蔵音源"と宣伝されている音源がリリースされました。
これまで"Signals"が1枚めという認識だったんで、ちょっと驚きを覚えつつ買わないわけにはいかないのでしっかり買い込んでいます。
過去CDでリリースされたアルバムは一通り聴いているつもりなので、参考に一覧できるようにしておきます。
1991 "Signals" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a38349629.html )
1993 "Long to Be Loose"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a41213175.html )
1995 "2 Drink Minimum" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a42243943.html )
1999 "Greenwich Mean" https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a42180975.html
2002 "your basic live" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a42423647.html )
2006 "Your Basic Live '06" https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a47769472.html
2009 "Krantz Carlock Lefebvre" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58577886.html )
2012 "Howie 61" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61344895.html )
2012 "Live at Iridium 2012" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61487506.html )
2014 "Good Piranha" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62913031.html )
2020 "Write Out Your Head" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/473495313.html )
これ以外にも、たしかネットでの音源販売は一時期たっぷりあったと記憶しているので、聴ける音源の全貌ではないと認識しています。
本作は、すべての楽器をWayne Krantzが1人で担っているようです。
Wayne Krantz(G,All Playing)
演奏曲はすべてWayne Krantzのオリジナル。
1.Cowboy
2.Fair
3.Becker
4.Pilgrim
5.Nice
6.Future
最近の演奏というか、個人的にのめり込んでいる演奏との比較ってことになってしまうが、全体の印象としてはしっかり整理されているような演奏って印象が強い。
最近の演奏は、もっと荒々しく、良い意味で暴力的でグルーヴ感の強い演奏というイメージなので、較べると端正な感じが強めな印象。。
曲自体は、単純なビートで構成されている格好良いFusion系のサウンドってイメージでとくに違和感はないのだが、気持ち良くビートにのってるつもりでも油断しているとなんだか知らないうちに取り残され、ビートを追えなくなっていたりするからちょっと危険。
曲の全体像とか、ギターのサウンドの基本的なところとか、あぁWayne Krantzぽいサウンドだなって感じられるところはしっかり持っているが、なんかちょっと物足りないような気がしているのは、前述の通りたぶん整理され過ぎていると感じるからなんでしょう。
これが端緒で、ここから超絶な演奏をどんどんと楽しませてくれるようになっていくわけです。
"20200123" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/473246378.html )
ベストは6曲め
"Music Room 1985" Wayne Krantz (https://www.amazon.co.jp/dp/B08XLG5XTB/ )
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