"Morricone Stories" Stefano Di Battista

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このblogに何度か書いていると思うが、イタリアジャズは意図的にあまり深くいろいろ聴かないようにしていまして、例外が、この Stefano Di Battista と Francesco Cafiso で、この2人のアルバムだけは出たら買いを続けています。
そのFrancesco Cafisoも最近新作"Irene Of Boston"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/481404399.html )が出たばかりです。

Stefano Di Battistaのリーダー作は2015年以来なので6年も待たされたことになります。
これまでに紹介したリーダー作(共作含む)は以下の通り。
さらに今となってはレアな音源なんかもしっかり聴いています。

メンツは、以下の通りのワンホーンカルテット。Andre Ceccarelliの名前をみるのも久々かも..
Stefano Di Battista(As,Ss)
Andre Ceccarelli(Ds)
Frederic Nardin(P)
Daniele Sorrentino(B)

演奏曲は、タイトルの通り Ennio Morricone の曲を集めたもの
01 Cosa avete fatto a Solange (From “What have you done to Solange?”)
02 Peur sur la ville (From “Fear over the City”)
03 La cosa buffa
04 Veruschka
05 Deborah's Theme (From “Once Upon a Time in America”)
06 Metti, una sera a cena
07 Apertura della caccia (From “1900”)
08 Il grande silenzio (From “The Great Silence”)
09 Flora
10 La donna della domenica (From “Sunday Woman”)
11 Gabriel's Oboe (From “The Mission”)
12 The Good, the Bad and the Ugly

Ennio Morricone集ってことで、曲の良さは一般的にも周知されている前提で、そんな良曲をStefano Di Battistaがどう料理していかが本作の聞きどころと解釈している。
スタイル的に特に新しさを感じさせない、言い換えれば、王道的であるかモダン以前も含めたいわゆるジャジーな雰囲気をたっぷりと感じさせるようなサウンドではあるが、その分演奏の強度で勝負していることが明瞭で、その演奏の素晴らしさを十二分に発揮している。
そんな潔さが実に格好良い4ビートジャズ。
往年のジャズの伝統を継承しつつシリアスにならず、はきはきとしたサウンドで明瞭快活に聴かせる。
この辺りはイタリアのジャズの良い伝統として理解しているが、本作もしっかりそんなイメージの演奏を楽しませてくれる。
淀みなく綺麗な音色で堂々とした演奏を聴かせるサックスと、それをしっかりきっちりとサポートするピアノトリオとのコンビネーションも見事。

ベストは5曲めにしましょう

"Morricone Stories" Stefano Di Battista (https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08T85GN72/ )

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