Syakusyain "大雑把"

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コロナ禍で、入手困難だったりそこまで手が回らなかったりでこれまであまり聴けていない邦人ジャズを集中的に聴かせてもらう機会を得ました。
そのため散発的にちょっと古い日本人のジャズの紹介が紛れ込んでいます。の7月以来の久々の登場

本作は、シャクシャインというバンド名義ではあるが、お借りしたのは梅津さんのアルバムのお奨めの中の1枚としてでした。

そのメンツはその梅津和時を筆頭に、
今堀恒雄は、MIYAのアルバム "Music For Seven Days"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61547650.html )で、三好功郎は、板谷博のリーダー作(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/480811002.html )、八尋は、渡辺香津美の "Resonance Vox"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a42456907.html )でそれぞれ聴いていました。
清水、水野の両名は、自blogを検索した範疇では聴いてはいないようです。
新井田耕造は言わずとしれた RC Succession のドラマーです。
梅津和時(As,Ss)、今堀恒雄(G)、三好功郎(G)、清水一登(P,Key)、水野正敏(B)、新井田耕造(Ds)、八尋知洋(Per)

演奏曲は、以下の通り。
1.シャクシャインの戦い
2.アブラだアブラ
3.シーコ・メンデスの歌
4.ナビゲーター・ブーガルー

1992年のアケタの店でのライブ収録です。
1曲めはドラムのロックビートにギターが格好良い。
2曲めはタイトルのとおり?中東系の気配を持った曲。サックスソロから始まりエスニックな展開をみせる。
3曲めはスローテンポの美麗曲でベースが良い味を出しているが、中盤で程よく盛り上がる。
4曲めでロックなテイストが戻ってきて、メンバー紹介からのヘヴィなロックサウンドを聴かせる。

全体には、なんといっても2本のギターの存在感が際立っており、両者の(とくに三好の)カッティングの切れ味がなんとも心地良い。
3曲めでベースが全面に出る場面が多めで、揺蕩うようなバッキングからメロディアスなソロと素晴らしい演奏を聴かせる。
そして、梅津のサックス表現の振り幅の広さをあらためて認識させられる。
1曲めのちょっと荒れた音色での絶叫から、3曲めのバラードな美声まで、曲によって様々に声音を変え表情を変えたサックスの凄さ。
新井田のドラムは、アップテンポの曲での重いけど重過ぎないドラムが心地よい。

ベストは1曲めでしょう。

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