"Eyes To The Future Vol.1" Ozmosys
メンツを見てすぐに飛びついたアルバム。
Linley Marthe以外は普通にリーダー作を出してるような面々、Linley Martheも最近のChris Potterのアルバムに名を連ねるツワモノ。こんな組み合わせの演奏が聴けるのも驚愕。
最近、名前を目にしないOmar Hakimの参加も気になるが...。
と思ったら、プロデュースがOmar Hakimなんで、彼が仕掛けたアルバムなんですね。
Rachel Z(P,Syn)、Omar Hakim(Ds)、Kurt Rosenwinkel(G)、Linley Marthe(B)
演奏曲は、Rachel Z, Omar Hakimの共作が4曲、Kurt RosenwinkelとOmar Hakimの共作が1曲という構成。
1.Uh-Oh...
2.Humor and Nudity
3.Up to Now
4.Lightness
5.Eyes to the Future
コンテンポラリで難解さが快感になるような熱い演奏を期待しつつ聴き始めたら、往年のフュージョンサウンドといった風情のサラッと爽やかでメローでお洒落なサウンドが出てきてぶったまげる。
ギターがKurt Rosenwinkelのクレジットだが、それが信じられないようなギターの音色。
よくよく聴いていると、2曲めのソロとか、あぁぁと思わせる場面もないことはないが、それにしても、えぇぇ!?サウンドであることには違いない。
Kurt RosenwinkelがScott Kinseyと演奏してた古い音源 (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/470101116.html )が似たようなサウンドだった記憶があるので、おそらく参加している面々が楽器を演り始めたころに、せっせと練習していたようなサウンドなんだろうなと予想している。
アルバムタイトルも、そんな予想を想起させるような気がするのは気のせいか
いずれにしても、現代の先端に近いジャズを期待して聴き始めるとかなり動揺するのではないかと..。
ただ5曲は、あっという間に聴き終ってわる感じなのも事実。聴き流す感じになるからかかもしれないが..。
ベストは、ちょっと大仰な5曲めにします。
"Eyes To The Future Vol.1" Ozmosys (https://www.amazon.co.jp/dp/B07ZWBFHSL/ )
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