"Live Album 2020" 江藤良人
江藤良人のリーダー作を聴くのは the EROS名義の下記以来。
"Warm Feelings" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/473826144.html )
ライブでは3回記録に残っています。
(20200203) (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/473425622.html )
(20190919) (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/470325767.html )
(20190629) (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64824231.html )
本作は類家心平の入ったカルテットで、2020年10月に6日間連続で行われたツアーの最終日に、名古屋のMr.Kenny'sで録音されたものだったよう。
メンツは、EROSでもいっしょの後藤浩二に、福岡で活動しているベーシスト丹羽肇を入れた4人。
江藤良人(Ds)、類家心平(Tp)、後藤浩二(P)、丹羽肇(B)
演奏曲は、後藤のオリジナルが2曲(2,5)、江藤のオリジナルが1曲(4)にスタンダードという布陣。
1.Stella by Starlight
2.Change
3.Lady Jane
4.Ka-Ba Blues
5.Nostalgia
ドライブ感のある江藤のドラムの推進力の圧倒的なパワー!がこのアルバムのすべてと言って良いくらいのサウンドが印象的。
そこに,溌剌とした類家のトランペットが担うフロントがパリッとしたサウンドを注入してくると言った様相。
前面では全開の演奏、バッキングでは控えめな演奏とメリハリをつけ、それでいてバッキングでも存在感のあるサウンドを見せつけてくる後藤のピアノ
1曲めの4ビート、2曲めの8ビート、3曲めのバラード、4曲めも4ビートと、ジャスの王道的な選曲でありながら、ノリの良い曲はしっかりノリ良く、しっとりの曲はしっとりとメリハリをつけた演奏で圧倒的な存在感を見せつけているところは凄いとしか言いようがない。
しかも、ライブならではの1曲にたっぷりと時間をかけた演奏は、これでもかという充足感に満ちている。
ベストは2曲め
"Live Album 2020" 江藤良人 (https://www.amazon.co.jp/dp/B09BZPFB9D/ )
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