"Obstacles" Pete Rodriguez
この盤は、新譜情報を眺めていて見つけ、メンツで買いを決めたもの。
そのメンツは、Rudy Royston、Luis Perdomoで、Rudy Roystonは最近Art Hiraharaとのトリオで自blogでの登場頻度は高い。
Luis Perdomoはリーダー作は2016年に紹介しているが、これはあまり。。だった記憶。
本作のリーダーであるPete Rodriguezは初聴きのようです。
メンツは上述の通り、ちょっと気になる面々が並ぶ面容
Pete Rodriguez(Tp)、John Ellis(Ts,Ss)、Luis Perdomo(P)、Ricardo Rodriguez(B)、Rudy Royston(Ds)
演奏曲はすべてPete Rodriguezのオリジナル。
1.50
2.Abraham
3.El Proceso
4.Academic Backstabbing 101
5.Mi Ritmo
6.Triple Positive
7.Austin & Alley
8.Obstacles
9.Someone Else
10.Mary Dick Ellen
11.FU John
4ビート多めで、8ビートやバラードはもちろん、その他ちょっと凝った感じのビートの曲も含まれるような、楽曲構成。
ちょっとメカニカルな気配を感じさせる曲とか、フリーに寄った演奏も。
全体の曲調の印象としては上記の通りで、個別の演奏を聴き込んでいると、インパクトの強さということではRudy Royston のドライブ感とアタックの強さが強く効いていることと、Ricardo Rodriguezのハードなタッチでグイグイと突き進む推進力のあるベースとが印象的。
ピアノのLuis Perdomoは、生ピとエレピを曲毎に半々くらいの比率で使っているが、インパクトという意味ではエレピのほうが高い印象。
個人的嗜好とLuis Perdomoのフレーズには合っていると思う生ピを推したいところだが、いずれもなかなか攻めたフレーズを聴かせていて満足度は高い。
と、フロントには言及していないが全体的な印象としては、ハードバップな気配が感じられるコンテンポラリジャズといったもので気持ちよく聴かせてもらいました。
ベストは、8曲めにしましょう
"Obstacles" Pete Rodriguez (https://www.amazon.co.jp/dp/B095D5BBT5/ )
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