"Birka" Thierry Maillard / Sylvain Luc / Stephane Belmondo
Thierry Maillardは名前の記憶があるが、自blogを検索しても何も出てこない。
調べてみると下記アルバムを持っていることを思い出したが、blogを始める前ということは10年以上は彼の演奏を聴いていないということになる。
"Paris New York" (https://www.amazon.co.jp/dp/B000O5B0NC/ )
Sylvain Lucも、このblogの初期にはよく聴いていて、最初の紹介が2007年の作品で、その後4~5枚リーダー作を紹介しています。
メンツは、そんな2人にトランペットのStephane Belmondoを加えたトリオで、これは聴かせてもらった音源。
トランペットのStephane Belmondoは、Avishai Cohen のリーダー作で聴いていました。
Thierry Maillard(P)、Sylvain Luc(G)、Stephane Belmondo(Tp)
演奏曲はすべて3者のオリジナルで良いと思います。
01 Birka
02 Terres celtes
03 Astor
04 Couleurs atlantiques
05 Eg Elskar Deg
06 Revenir à vous
07 The Wave of the Heart
08 La valse circonflexe
09 Norsk Skogkatt
10 Sleipnir
11 En attendant demain
12 Urban Walk
13 Luggala Estate
14 Walz for Mom
Sylvain Lucのギターが支配的ということかもしれないが、クラシックギターの音色がスペイン系の曲のような、ヨーロッパのフォルクローレ的な曲のような、そんな雰囲気を感じさせる。
ドラムレスであることもそんな雰囲気を感じるのに一役買っていそう。
と、つらつら何度か聴いていると、どことなく矢野顕子の音世界に近い雰囲気も持っているんじゃないかと思い浮かんできだがはてさて。
Thierry Maillardのピアノの柔らかな音色と、Sylvain Lucのクラシックギターの鋭角的な音がほぼない、そんな柔らかなサウンドに乗っかって、Stephane Belmondoのトランペットが、ちょっと鋭角的な音を入れるのがカンフル剤になっているような感じ。
程よい緊張感と、程よい癒やしのサウンドが程よく気持ち良く、うっとりとアルバム1枚数度となく聴かせてもらってます。
ベストは14曲めにしましょう
"Birka" Thierry Maillard / Sylvain Luc / Stephane Belmondo (https://www.amazon.co.jp/dp/B09GL4B441/ )
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