"Puzzle People" Nate Radley
Nate Radleyというギタリストのリーダー作で、この音源は聴かせてもらってます。
Nate Radleyを自blogで検索すると、過去に2枚参加作を聴いていたようです。(記憶薄)
Gian Tornatoreの2007年の作品
"BLACKOUT" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a50522595.html )
Adam Nussbaumの2020年の作品
"Lead Belly Reimagined" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/477487473.html )
本作は、上記Adam Nussbaumを擁したギタートリオで、Jay Andersonは、Maria Schneiderのバンドのベーシスト。
Nate Radley(G)、Jay Anderson(B)、Adam Nussbaum(Ds)
演奏曲は、Nate Radleyが5曲のオリジナルを提供、他はRoger Miller、Ted Snyder、Isham Jones、Victor Youngが各1曲という構成
1. Invitation To The Blues
2. Sing Sing Overkill
3. Who's Sorry Now
4. I'll See You In My Dreams
5. Kamikaze Frisbee
6. Golden Earrings
7. Puzzle People
8. Bubble Trouble
9. The Horseless Headman
曲調はブルースな感覚を感じさせる4ビートが多め。
オリジナルが選曲の半分を締め、オーソドクスな演奏といった様相でありながら、しっかりコンテンポラリ系なサウンドに仕上がっているところが個人的嗜好としても満足度が高い。
Nate Radleyのギターが、エフェクトは曲にもよるがそこそこかけていると思うが、基本的に音をあまり伸ばさない音作りで、それがハキハキした印象だったり、キレの良い演奏といった印象に繋がっている感じ。
ベースがビートに拠らない演奏をしていて、それがまた格好良いフレーズで…。
これがコンテンポラリ色をより色濃く感じさせる要因になっているかも。
歌心を感じるソロも秀逸。
ドラムも音数をあまり多くせず、品の良いドラミング、それでいて存在感のある演奏で好感触。
ベストは5曲めにします。
"Puzzle People" Nate Radley (https://www.amazon.co.jp/dp/B097XB8YHX/ )
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