"Boiler Room" Susanna Risberg
スウェーデン出身の女性ギタリストのリーダー作で、本作が4作めのリーダー作とのこと。
たしか、ギタートリオってことで食指が動き、ちょっと試聴して良さそうだったんで、買いを決めてたと記憶しています。
そんななんで、それ以上の情報はなにも持ってません。
メンツは以下の通りで、いずれの人も初聴きのようです。
Susanna Risberg(G)、Arvid Jullander(B)、Karl-Henrik Ousbäck(Ds)
演奏曲は以下の通り。Susanna Risbergが4曲(1,3,5,9)、Arvid Jullanderが1曲(2)のオリジナルを提供し、他は、Jim Beard、Donny McCaslin、Jerry Ragovoy、Sam Riversの曲を取り上げ、全部で9曲。
1.Lunde
2.Jessie
3.Halet
4.The Gentleman & Hizcaine
5.Morka Skogen
6.Fast Brazil
7.Get It While You Can
8.Cyclic Episode
9.I Can See It All
4~16ビートで奏でられるギタートリオのサウンドは、最近のコンテンポラリジャズギターの流行りというか、曲ごとに人気のあるミュージシャンの影響を感じさせるような演奏が詰まった作品。
フレーズだったり、エフェクトをかけた音作りだったり、具体的には言いにくい佇まいのようなものだったりと、聴いていて良くも悪くもなんらか誰かの演奏を想起させるような気配が感じられる。
それでいて、演奏の凄さみたいなものもしっかりと感じられ、満足度の高い演奏を楽しませてくれる。
このアルバムの凄みは、ベースの凄みに依っているようなところもあって、2曲めがベースソロ(3曲めのイントロっぽいが)で迫力の低音を聴かせているのも圧巻。
その他の曲でもゴリッとした低音の魅力は、かなりの存在感を見せる。
ベストは4曲めにしましょう
"Boiler Room" Susanna Risberg (https://www.amazon.co.jp/dp/B08YZ92QGN/ )
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