"Skyline" Gonzalo Rubalcaba

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Gonzalo Rubalcabaは、国内盤が出ていた1990年の前半は宣伝につられていろいろ買って聴いてたんですが、その後、徐々に毎回買わなくなり、徐々に買わなくなっていったんですが、それでも自blogでこれまでに5枚を紹介しています。
近作は、2017年紹介のCharlie Hadenトリビュート作なので、4年ぶりくらいの購入ということになります。

本作は、完全にメンツ買いで、さすがにこれだけのメンツを揃えてくると聴いてみたい、聴くべきだという意識になる。
そのメンツは以下の通り。この組み合わせでのアルバムは過去にあったのだろうか...?
Ron Carter(B)、Jack DeJohnette(Ds)、Gonzalo Rubalcaba(P)

演奏曲は、各人のオリジナルが各2曲、3人の共作が1曲、その他2曲で全部で9曲。
1.Lagrimas Negras
2.Gypsy
3.Silver Hollow
4.Promenade
5.Novia Mia
6.Quite Place
7.Ahmad The Terrible
8.Siempre Maria
9.RonJackRuba

冒頭の曲と5曲めがラテン調、2曲めはベースのウォーキングが強力な曲。
全体に、4ビート系のスピリチュアルな気配も感じられるような曲調のものが並ぶ。
もしかしたら、ちょっとWayne Shorterショーターの音世界を彷彿とさせる部分もあるか。
Gonzalo Rubalcabaが、らしくないくらいに音数を絞った演奏をしている場面が多く、そこもスピリチュアルな気配に加担しているのかも。
聴いていて、Ron Carterのベースが、前面に出てくる頻度というか、目立っている感じがするのは気のせいか。
もしかしたらこのバンドのリーダーというかイニシアチブはRon Carterが持っているんじゃないかと勘繰る。
最後に4ビートのノリの良い曲で締め括られる。

ベストはその9曲めにします。これが3人の曲作。

"Skyline" Gonzalo Rubalcaba (https://www.amazon.co.jp/dp/B09GJPPBTW/ )

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