"月の鳥" 渋谷毅 / 石渡明廣
ここのところ渋谷毅さんの魅力を再発見しているような状況で、ソロ、デュオを中心にいくつか買ったり借りたり聴かせてもらってます。
これまでのアルバム紹介は
"Famous Composers" "Famous Melodies" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/480926544.html )
津上さんとの"無銭優雅"(https://www.amazon.co.jp/dp/B00DFTKCD8/ )も聴いてますが未紹介。
ライブもいくつか聴いてまして、
本作はギタリストの石渡明廣さんとのデュオで2007年の作品。この2人での活動はまだ続いています。
渋谷毅(P)、石渡明廣(G)
演奏曲は、オリジナルとスタンダードとを織り交ぜたようなもので良いと思います。
01 Talk About Walking Through
02 月の鳥
03 影響の記憶
04 Sing In Exit
05 Body And Soul
06 Obscure Steps
07 Mr. Monster
08 深く、ゆっくり、上へ
石渡の個性である独特の音色と、渋谷の音数を絶妙にコントロールした演奏とが相まって独特の雰囲気を醸し、ほっこりと優しいサウンドが造成される。
石渡というと、片山との共演を多く聴いているくらいこれまで中央線系の激しい演奏のなかで聴いていることが多かったが、こんな優しいサウンドに石渡の演奏が絶妙に映えるのをあらためて認識した次第。
渋谷さんの作曲、アレンジ、演奏とさまざまに携わった演奏を集中的に聴く機会(イベント)ってのがあって、渋谷さんのいろんな演奏を聴いた際に、個人的に琴線にかかるのがソロピアノで、そんな渋谷フレーズに酔いしれていたが、このデュオフォーマットでのバッキングがまた素晴らしく、絶妙なサウンドに酔いしれている。
ベストは、タイトル曲の2曲めで
"月の鳥" 渋谷毅 / 石渡明廣 (https://www.amazon.co.jp/dp/B001ACLNJ4/ )
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