"7th Hand" Immanuel Wilkins

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本作は、一昨年末の新譜試聴会で教えてもらった前作が良かったので、速攻で買いを決めたもの。
その前作が
もっとも、この前後からImmanuel Wilkinsの参加作は増えていて、Joel Ross(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/479217815.html )、Orrin Evans(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/484577512.html )等々、すでに話題の人ではあります。

メンツは、前作と不変の4人に、ゲストが加わるもの。
Immanuel Wilkins(As)、
Micah Thomas(P)、Daryl Johns(B)、Kweku Sumbry(Ds)
Farafina Kan Percussion Ensemble(Per:2)
Elena Pinderhughes(Fl:5,6)

演奏曲は、前作同様すべて Immanuel Wilkinsのオリジナル。
1.Emanation
2.Don’t Break
3.Fugitive Ritual, Selah
4.Shadow
5.Witness
6.Lighthouse
7.Lift

4者が、それぞれバラバラに好き勝手な演奏をしているようで、それが合わさると混沌としていながら、一体感のあるサウンドになっているのがおもしろい。
とくに前半と後半の曲で顕著。
リズムとかバックの演奏も、自由度の高い現代的なサウンドという印象で、聴いてて楽しが、本作の真骨頂は、アルバムの8割くらい、延々とこれてもかってくらいのブローを響かせている、Immanuel Wilkinsの演奏に尽きるという印象。
残りの少ない割合の中で、ピアノのMicah Thomasと、2曲でフルートの、が前面に立つが、ピアノがことのほか責めた演奏で個人的には楽しかったか。
最後の曲が26分超えという大作で、これもカオスでありながら聴く耳を離さない、聴き応え充分な演奏

ベストは6曲めにします。

"7th Hand" Immanuel Wilkins (https://www.amazon.co.jp/dp/B09KNGJ9X6/ )

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