"Saint Paul 2017" Brad Mehldau/Chris Thile
Brad MehldauとChris Thileのデュオ作てのが2017年にリリースされてまして、これはそのときのライブ(ラジオ)音源ということになります。
オリジナルも当然聴いていまして、下記紹介文になります。
"Chris Thile & Brad Mehldau" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64073417.html )
Chris ThileはPunch Brothersというバンドの主要人物で、上記アルバムで名前を初めて知りましたが、名前を覚えたら多方面でいろいろと活躍している人らしく、高頻度に名前を見かけ、驚いた次第。
メンツは、そういうわけで以下の通り。
Chris Thile(Vo,Mandolin)、Brad Mehldau(P)
演奏曲は4曲。購入していたら曲数少なくてムッとするところですが、これはオマケでいただける盤なので文句ないです。
3曲は上記アルバムで演奏していた曲。
1.The Watcher
2.Scarlet Town
3.Mehldau Improvisation
4.Independence Day
冒頭MCから入るのがブートらしいところ。
Brad Mehldauのピアノによるイントロから演奏が始まり、そこにすぐにChris Thileのマンドリンが徐に絡んでいくような展開。
響きを抑えたマンドリンのキビキビしたサウンドに、ピアノもタイトめな音使いを駆使したキレの良い演奏が繰り広げられる。
それでいてエモーショナルな雰囲気もしっかり感じられる。
曲と曲の間には、Chris Thile と Brad Mehldauだと思われるが、軽快な会話が入っていて和やかな雰囲気が伝わってくる。
2曲めはしっかりとしたボーカルの入る曲、3曲めはBrad Mehldauによるピアノソロ曲、とバリエーションもある。
4曲なんであっさりと終了するが、なかなかに中身の濃い演奏を楽しませてくれる。
ベストは4曲めにしましょう。
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