"Naked Truth" Avishai Cohen
トランペットのAvishai Cohenのecmでの4作目になると思います。
前作は、Big Viciousというバンドでの演奏で2020年でした。
"Big Vicious" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/475236645.html )
本作は、2017年の"Cross My Palm With Silver" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64191845.html )と同様の編成で、ドラムがNasheet WaitsからZiv Ravitzに変わっていますが、現在のレギュラーバンドってことになるんだと思います。
前作の時は、ベーシストがEric RevisからBarak Moriに変わっているので人気が出てくるとバンドメンバーを続けられなくなるというのが続いているのかもしれません。(逆に言うとこのバンドは実力者を擁しているということ)
そのレギュラーバンドが、ワンホーンのカルテットの下記
Avishai Cohen(Tp)、Yonathan Avishai(P)、Barak Mori(B)、Ziv Ravitz(Ds)
演奏曲は、しっかりしたタイトルがついていないパート*でつけられている。
1. Part I 1:51
2. Part II 5:06
3. Part III 5:49
4. Part IV 7:37
5. Part V 2:06
6. Part VI 0:50
7. Part VII 2:47
8. Part VIII 4:29
9. Detarture 4:28
スピリチュアルで抽象的な断片がモチーフ的に奏でられる重たい演奏か並ぶ。
気分か重いと、なんでこんなの聴かなきゃならないのかとちょっとイラッとしてくるような。
(気分が重いときに聴き始めた)
あとから思うとだいぶ情緒不安定な状態だったようで、聴き始めてすぐにいったんRobert Glasperに変えましたw
冷静に心穏やかな時に聴けば、テンポ感も充分感じられるなかでの静的で美しい演奏ということになると思うし、そう重苦しいサウンドってこともない。
最後の曲が、ピアノをバックにしたナレーションで、個人的には何言ってるかわからんから無意味。
これがecmらしい演奏と言われれば、その通りかもしれないが、個人的には聴かなくても良いアルバムだったかなぁというのは、ecmのすべてが良いと思っていないが故でしょう。
ベストは7曲めにしときます。
"Naked Truth" Avishai Cohen (https://www.amazon.co.jp/dp/B09NF2NQ55/ )
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