"Family Dialy" 千北祐輔
千北祐輔というベーシストは初聴き。大阪出身で、2012年頃から都内で活動をしているよう。
千北は"ちぎた"と読むそう。本作のドラムの柵木も"ませき"で、難読の部類に入ると思う。
本作はメンツ買いでして、お馴染みの井上銘、柵木雄斗という面々とのギタートリオ作。
柵木は、永武、守谷とのヤムヤムズでライブでも聴いていて
"20160827" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63835477.html )
"20191127" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/471801695.html )
アルバムでは、井上銘の作品に参加しているのを聴いている。
"Our Platform" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/473918311.html )
"POP MUGIC" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/483148140.html )
メンツは以下の通り。
千北祐輔(B)、井上銘(G)、柵木雄斗(Ds)
演奏曲は、すべて千北のオリジナル。
1.MOZU
2.Malu
3.PiPPER BLUES
4.Full Moon(electric)
5.Prayer
6.Karman
7.Ten’s dream
8.Full Moon(acoustic)
非4ビートの、ファンク調、ブルース調、フォークロック調の曲が多めで、ちょっと気怠い系のサウンドが全体のイメージ。
曲によってはジョンスコを感じさせるような部分もあるか。
そういう意味も含めて、さまざまな音色を駆使した井上のギターの縦横無尽な感じが良く出ていて、個人的にはとっても気に入っている。
リーダーの千北のベースは硬めの音色でゴリッとした肌触り。
柵木のドラムは、シンバルを中心とした高音成分多めのサウンド。
ゴリッとしたベースと、シャリッとしたドラムに、さまざまな音色のギターが絡み、3者3様の持ち味が相まった音楽に仕上がっていて格好良い。
ラストがアコギでのしっとりとした曲で締め括られるが、これもバンドのおといの広さを認識させる。
ベストは7曲めにします
"Family Dialy" 千北祐輔 (https://www.amazon.co.jp/dp/B09SLSR52Y/ )
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