"France 2018" Julian Lage Trio

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Julian Lageのトリオでの2018年のライブのBootleg。
Bootlegがでるってのが、世間に認知され人気になっているという証な気もするので
そういう意味では、凄いことだと思います。
2018年というと"Modern Lore" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64433495.html )の頃ということになります。
ただ、このアルバムはトリオを基本にしているが半分くらいでキーボードが入るので、純然なトリオでの演奏という意味でもちょっと貴重。(ライブ音源であることがもっと貴重だが..。)

メンツは、アルバムとは異なり以下の2人。Jorge Roederはこの後もアルバムで共演している。
Eric Doobは、Matthew Stevensとよく演ってた人。
Julian Lage(G)、Jorge Roeder(B)、Eric Doob(Ds)

演奏曲も、"Modern Lore"から4曲(1,2,4,6)と前作"Arclight"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63754647.html )から2曲(7,8)とその他2曲。5曲めのCall Of The Canyonは2021年の"Squint"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/483242173.html )で演ってました。
1.The Ramble
2.Atlantic Limited
3.For Center
4.Splendor Riot
5.Call Of The Canyon
6.General Thunder
7.Nocturne
8.Ryland

2018年のマルシアック・ジャズフェスティバルの音源で、いくつかの曲の終わりにフランス語のアナウンスが一瞬聞こえるので元はラジオ音源だと推測できる。
第一印象として、中高速程度の気持ち良くのれるテンポの曲が並んだご機嫌なサウンド電車、まぁ気持ちよく楽しめる演奏。
伸びやかによく歌うベースに、あまりでしゃばらないけど、気持ち良いグルーヴを叩き出すドラム。
トリオでの演奏で、さらにライブってことでJulian Lageもたっぷりとリリカルでノリノリのギター弾きまくりのソロを楽しませてくれ、満足度も充分。
1曲め後半、3曲め中ほどのベースソロがたっぷりと時間をとって攻めた演奏を繰り広げていてライブ感を増長する。
最後の曲がゆったりめの曲でこれで締め括られる。
満足度はかなり高い。

ベストは7曲めにしましょう

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