"Ten-shi III" 加藤崇之 藤掛正隆 広瀬淳二 大友良英
藤掛正隆が主宰するFullDesignレーベル(https://fulldesignrecords.com/ )からの新作。
これまで、
"トリプルエッジ"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/478611298.html )(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/468530050.html )、
片山参加作(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64294220.html )(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63544529.html )
等々相応数聴いてますが、本作は御大"大友良英"が登場してきました。
ここでの広瀬、大友のデュオってのはライブを実は聴いていまして
この2人の入るアルバムがあるとなると、これは見逃せないと購入を決めています。
メンツですが、Ten-Shiというユニットが、加藤、藤掛のデュオで、そこに広瀬、大友が客演していることになります。
加藤崇之(G)、藤掛正隆(Ds)、広瀬淳二(Ts)、大友良英(G)
演奏曲はすべて即興で良いと思います。
1.Duo ~ OPF
2.Elegrant Beast
3.Drunken Angel
4.Goose
5.Legs of Muse
6.R.Light
プレイボタンを押すと、しばらく無音で、アンプを通したノイズが少し聞こえてくると、徐に本編が始まる。
この感じもワクワクとドキドキがあって楽しい。
4者完全即興というフリーでありノイズであるような演奏。
ギターが2本入るが、加藤が左め、大友が右めと思われる。
ギターらしい音色に加え、金属で弦を擦ったり、エフェクトをかけたりと、両者多彩な音色で攻めまくる
広瀬の吠えるサックスの破壊力がこれまた凄まじい
絶叫系からドロドロ系と、なかなかに過激なサウンド。
ビート感はないが、そこそこ空間があることと、ある種の高揚感ありのユーモラスな表現ありのってなサウンドで、典型的なフリーだが全編エキサイティングに聴き通すことができる。
もっとも、個人的に彼らのサウンドに慣れ親しんでいるってのもあると思うが(自虐
ベストは4曲め
"Ten-shi III" 加藤崇之 藤掛正隆 広瀬淳二 大友良英 (https://www.amazon.co.jp/dp/B09VB82VZN/ )
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