"Perpetual Pendulum" Larry Goldings

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この3人での活動歴もずいぶんと永いと思うが、自blogを漁ると、2011年の"Live At Smalls"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60989781.html)が一番古いが、調べたら1994年の"Caminhos Cruzados"はこの3人が入っているから、30年くらいの活動歴になるということか!
自blogは他に
が引っかかったが、活動歴から考えたら聴いているのは微々たるものでありましたw

Larry Goldings(Org)、Peter Bernstein(G)、Bill Stewart(Ds)

演奏曲は、スタンダードに、Wayne Shorter, Gary Bartz, Duke Ellington, John Lewisと、メンバーのオリジナルを加えて全部で11曲。
1.United
2.Let’s Get Lots
3.Libra
4.Prelude
5.FU Donald
6.Come Rain or Come Shine
7.Little Green Men
8.Reflections in D
9.Perpetual Pendulum
10.Lurkers
11.Django

4ビートを基調とした、あまりどろりとしていないサウンドは、このトリオの持ち味になっていて、程よく気持ち良いサウンド
Larry Goldingsの低音をよく効かせたオルガンのグルーヴ感のある心地良さ
Peter Bernsteinももしかしたらこれまでよりもグルーヴ感たっぷりか?と思うくらいノリのよいギターを弾いている。
Bill Stewartも、ここではより曲に乗っかった軽妙なドラミングという感じで、実に格好良い。
といった感じで、全体にノリの良い演奏を繰り広げていて、とくにミディアムテンポあたりの軽妙なリズムに、体が勝手に動いているんじゃないかと思わせるくらい3者が淀みなく音を撒き散らしていく。
この3人は、前述の通り相当の年数にわたって演奏活動を続けているが、マンネリにはならずスリリングな演奏を続けているのは、並大抵ではないコンビネーションの良さがあって故なんでしょう。
まさに盤石のトリオ。

ベストは7曲めにします

"Perpetual Pendulum" Larry Goldings (https://www.amazon.co.jp/dp/B09TSGPLD1/ )

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