"林栄一, 永武幹子(20220709)"
コロナ以降、本当にライブに赴く頻度が激減していて、それまで月1回以上は参戦していたはずだが、直近が約5か月前の2月のライブなので我ながら驚く。
"浅利史花, 駒野逸美, 石川隆一 (20220219)" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/485679673.html)
もっとも、渋谷毅さんの演奏は記事になっていないが聴いていたりするのだが..。
永武さんを見るのは、昨年11月以来と、こちらも半年以上のブランク。
"永武幹子、吉田哲治(20211129)" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/484606373.html )
林さんは、5が月ぶり。
"板橋文夫/林栄一(20220211)" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/485574460.html )
この2人のデュオは、過去に1度ライブがあったはずだが、タイミングが合わずに聴き逃してて、今回ようやく満を持してという感じでの参戦です。
開場が6時のところ6時20分頃ついて一番乗り。永武さんはいましたが、林さんが来たのが6時半頃だったか..。
定刻を少し過ぎたところで演奏開始。
演奏曲はスタンダード多めで、Kurt Weill、Ornette Colema、Thelonious Monkなんかが選ばれていたはず。
オリジナルは永武さんのを2曲演奏していたと記憶。
1stセットは概ね曲を開演前に決めていたようで譜面も順番に並べてあったが、2ndセットは、始めますかといった直後に突貫で選んでいたよう。
その2ndの後半は、事前に選んだ曲が尽きてその場で決めて演奏をしていたが、それでもちゃんと曲の構成が破綻せず、後テーマにもすんなりつながり、演奏がまとまっているのは、やっぱりさすがだなぁと、あらためて感嘆。
それでも、うまく決まったときの永武さんの表情も良かった。
大半の曲は、促されて永武のイントロからという場面が多めだったが、そのイントロをどう始めようかちょっと思案しておもむろに音を出し始めるなんて場面も数回見られて、懐の広さ深さを感じさせてスゲェ‼︎と。
その後の、テーマの裏でのバッキングがこれまでより弾き倒す感じが抑えられて、タッチはこれまで通り充分に強いが、表情がこれまでより鮮明に出てきたような印象。
ソロでは、これまで以上に自分の弾くフレーズを歌っている(口ずさんでいる)場面が多くなった印象と、
少しだけスガダイロー要素が入ってきたかな?ってのと、溜めるところでしっかりと溜めをとるようになった
ように感じられた。
全部自分の気のせいかも?とも思ったが..。
終演後にちょっと話をしたら、6月の充電期間にしっかりたっぷり練習をされたようで、演奏自体も幅を広げられたようだが、ピアノとの対峙方もいろいろ研究していたよう。
そう言われると、これまでよりピアノが良く鳴ってたような印象も感じられたなぁと…(汗
林さんのサックスは、さすがの安定のサウンド。
音色のコントロールもいつも通りに完璧で、きちんとここでこの音色というのがビッタリはまってくる。
その変音は、それでも若干少なめ(延々繰り出さない)だったような気がするが…。
定刻ちょっと過ぎに演奏スタート、1stセットは、たっぷりと1時間強、2ndセットは45分くらいに、アンコールの拍手の前にアンコールも演ってと、たっぷりの演奏を楽しませてもらいました。
久々のライブは、充分満足させていただきました。
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