"Solo Suites" Bireli Lagrene
Bireli Lagreneの新作はソロ作で、個人的には久々にBireli Lagreneを聴いたなというイメージで、いつぶりか調べたらリーダー作としては約14年ぶりってことになるらしい。
"Electric Side" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a55174760.html )
とはいえ、アルバムは出していたようで自分が聴いていなかっただけです。前作は2019年でした。
"Storyteller" (https://www.amazon.co.jp/dp/B07HGNRJWP/ )
演奏としては、ゲストに入ってベース!を弾いている作品を聴いているのが一番最近。
"Remembering Jaco" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/478611229.html )
過去にソロ作って出したことあると思いますが、自分はこれが初ソロBireli Lagreneになるようです。
Bireli Lagrene(G)
演奏曲は下記17曲。調べられませんでしたがたぶんオリジナルは入っていないと思います。
1.Memories
2.Nature Boy
3.Little Melody
4.A Suivre...
5.Question Réponse
6.Caravan
7.My Foolish Heart
8.Put Your Dreams Away
9.Fifty Five Reasons
10.Bagi
11.Green Light
12.Buster Keaton
13.Un Certain Groove
14.12.15
15.Blue Blues
16.No Signal
17.Angel From Montgomery
弦を弾く力強さが魅力になっているクラシックギターと、電気的な響きを効果的に使ったエレクトリックギターでの演奏とを曲によって使い分け。
総じてクラシックの素養を持っていることがわかる表現の幅の広い演奏。
様々なテクニックを駆使していながらテクニック偏重には聴こえないところはとんでもない上手さゆえ。
スウィング感もたっぷりと感じさせる。
全体としては端正で心地良いサウンドに仕上がっているが聴いていてとても気持ち良く、Bireli Lagreneのギターの凄さをあらためて認識した。
最後の曲が女性ボーカル入りのアメリカーナなもので、ちょっと異彩を放っている。
さらにその曲が終わった後にギターのワンフレーズが入るのが洒落ている。
ベストは6曲めにしましょう
"Solo Suites" Bireli Lagrene (https://www.amazon.co.jp/dp/B09XBNPFLZ/ )
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