"Flumina" 草田一駿
草田一駿は、そうたかずとしと読むそうです。1999生の若手ピアノストのデビュー作で、これは聴かせてもらってます。
メンツは以下の通り。五重奏体系と名乗っていてこのメンツで2021年のフジロックに出演していたそう。
ライブ映像がありました。(https://www.youtube.com/watch?v=hfFxzcZp2e0 )
この映像をみると皆さん若い方々だらけでで、自blogで誰もひっかからないのも理解できる。
草田一駿(P)、朝田拓馬(G)、窪田想士(Vib)、宮地遼(B)、井口なつみ(Ds)
演奏曲は、すべて草田のオリジナルで合っていると思います。
01 Alea Jacta Est
02 Peak
03 Que Pasa?
04 Ideal
05 The Duology of Hydrangea Blue Ⅰ Imagination
06 The Duology of Hydrangea Blue Ⅱ Development
07 Truamdeutung
08 Impulse
09 Youth
全体の印象としては、ピアノが主役になって、テーマからソロからフロントの大半を担いながら、速いフレーズで駆け抜けるような演奏。
ピアノはシンセと同時使いで、早いフレーズを弾き倒していくのが清々しい。
前述の通り、テーマ含めフロントの大半を担い、バッキングも含めて全編にわたって弾き続けている印象。
5曲めがピアノソロ
ビブラフォンが、ピアノに追従する場面とおかず的フレーズで彩りを添え、さらにソロもとっているがこのサウンドがなかなか良い味を出している
ベースは、スラップこそ使っていないが、高音域を駆使して流暢に高速フレーズを奏でるいかにもエレベといった音使いで、お約束の6弦かもしれない
こういうサウンドだと、ドラムは通りに音数多めに叩きまくる展開になるのは予想通り。
縦横無尽に軽快なビートを叩き出すという感じだが、オンビートでノリは良いので気持ち良い。
ギターは曲によってあまり前面に出てこないものもあるが、4曲め、6曲め、7曲めとか、前面に出てしっかりとしたソロをとっていて、これがなかなか格好良い。
4曲めはセミアコ、6曲めはソリッドと楽器も使い分けている。
エレベが効いた8ビート、16ビートってことで、ちょっと前に流行った高速リズムを駆使した邦人若手インストバンドの直系ということになるのかな?
ベストは7曲め
"Flumina" 草田一駿 (https://www.amazon.co.jp/dp/B09Y2PHVM4/ )
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