"Universal Energy" 西藤ヒロノブ
西藤ヒロノブのリーダー作を聴くのはこれが2枚め。
"The Rain" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/481735455.html )
こちらは2008年の作品だが、Walter Smith, Aaron Parks, Kendrick Scott, Gretchen ParlatoとNYの当時は新進かもしれないが、飛ぶ鳥を落とす勢いのミュージシャンを揃えていたことは間違いない。
本作は、日本で活躍しているミュージシャンを揃えたメンツで、リーダー以外の3人がDavid Byantの名義でアルバムをリリースしています。
"Higher Intelligence" (https://www.amazon.co.jp/dp/B0B6PHTC6W/ )
西藤ヒロノブ(G)、David Bryant(kbd,P)、Marty Holoubek(B)、石若駿(Ds)
Francis Mbappe(Word:4)、Lovey(Vox:4)、高橋陸(B:3,7)、石川智(Per:8)
Hapa[Takaya Nagase & Eric Pecoraro] (Re-Touch:8)
演奏曲はすべて、西藤のオリジナル。
01 Universal Energy
02 TABIHE (Travel to)
03 Saudade
04 FM Jam
05 Wind Shines
06 Mountain Driving
07 Holidays
08 Parallel Street
09 Like A Willow
前半が速いビートのイケイケな曲が多めで、後半にいくとしっとりめな曲が増えてくる。
ところが、この冒頭の1曲が、とんでもなくぶっ飛んでてテンション上がりまくり。
続く2曲めとともに石若の曲のスピードお構いなしに細かいビートを刻むドラミングがもの凄い。
石若のドラムの真骨頂はここでもたっぷりと堪能できて、それだけで満足度は充分高い。
4曲めがhip hop調になるのかボイスの入る曲、5曲めはKurt Rosenwinkelが弾きそうなフレーズを入れ込んだ感じの曲、6曲めは、Marc Johnson の sound of summer running そっくりだけどこれも格好良い。
ギターは、曲調によってエフェクターを変え音色を変え、上述の通り演奏スタイルも変化させ多彩な演奏を聴かせる
ピアノは、曲によって生ピ、エレピを使い分けるが、総じてエモーショナルなピアノという印象。
ベストは、2曲めにしましょう
"Universal Energy" 西藤ヒロノブ (https://www.amazon.co.jp/dp/B0B28FQQZ2/ )
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