"On The Town: Plays Leonard Bernstein" Pete Malinverni

Pete Malinverniの新作はLeonard Bernstein作品集で、これは聴かせてもらってます。

Pete Malinverniの名前に記憶はあるので過去作も聴いているはずだが、自blogに紹介はないのでしばらく聴いていなかったのでしょう。

たしか、2001年頃の下のアルバムは持っていたような..。

　"Autumn in New York" (https://www.amazon.co.jp/dp/B00007KS9D/ )

　"The Tempest" (https://www.amazon.co.jp/dp/B0001XAN2G/ )

メンツは以下の通りのピアノトリオ

Pete Malinverni(P)、Ugonna Okegwo(B)、Jeff Hamilton(Ds)

演奏曲は、タイトルの通りLeonard Bernsteinの曲が並んでいるんでしょう。

1.New York, New York

2.Lucky To be Me

3.Somewhere

4.Cool

5.Simple Song

6.I Feel Pretty

7.Lonely Town

8.Some Other Time

9.Its Love

10.A Night On The Town

最初に印象に残るのが、はっきりとした運指のハキハキとした演奏をするピアノ。

そして、気を衒わないオーソドックスなピアノトリオであること。

オーソドックスな演奏の強さをあらためて実感させられるような、そんなサウンド。

ドラムは、王道的な演奏という印象だが、程よく心地良い高揚感を感じさせるようなドラミングでかなり好印象。

ベースは、冒頭のウォーキングのドライブ感がたまらない。

以降の曲もウォーキングを基本にしたフレーズで、ドラムとともに個人プレーに走ることなくピアノを立てながら、トリオとしての一体感を見せつけんているのが実に心地良い。

全体に明瞭明快なサウンドで、バーンスタインの曲の良さがしっかりと出ている印象

エバンスで有名な8曲めは、しっとりと奏でたエバンスとは対照的に、5拍子を強調した跳ねるような演奏で個人的には結構新鮮だった。

ベストは、5曲めにします

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