"Brooklyn Calling" Stan Killian
Stan Killianの9年ぶりのリーダー作とのことで、これは聴かせてもらった音源。
名前に記憶がないので自blogを漁ってもヒットしなかったので完全に初聴きの人。
ちなみに前作は、
"Evoke" (https://www.amazon.co.jp/dp/B00B5DWH8E/ )
メンツですが、Paul Bollenbackは、 Jeff "Tain" Wattsのアルバムで演奏している人。
"Travel Band: Detained in Amsterdam" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64825308.html )
Corcoran HoltとMcClenty Hunterは、Kenny Garrettのアルバムで共演してる人達。
"Do Your Dance!" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63859076.html )
と、メンツのほうが個人的には気になってる
Stan Killian(Ts)、Paul Bollenback(G)、Corcoran Holt(B)、McClenty Hunter(Ds)
演奏曲は以下の通りで、すべてStan Killianで良いはずです。
1. Horizon
2. Holocene
3. Buy Back
4. Shibuya Crossing
5. Concept of Peace
6. Brooklyn Calling
7. Open Doors
ミディアムテンポの4ビート, 8ビートの曲が多め。
1曲めが8ビートのテーマに4ビートのアドリブパートを組み合わせたような曲で、他の多くの曲も、なんらかの一筋縄ではいかないギミックが施されている。
ギターのPaul Bollenbackは、演奏スタイルとしてはオーソドックスな部類に入る感じだが、エフェクターを駆使した音色で変化をつけ現代的な雰囲気を纏っている。
速いフレーズから美麗なフレーズへと縦横無尽に弾き切っているのは、上手いし、格好良いし、味のある演奏を聴かせていて、さすがの名手であることを実感させる。
サックスのStan Killianは、ビブラートをあまりかけない骨太な音色で丁寧なフレーズを演奏する直球勝負的なサウンドで格好良い。
このバンドでは、ピアノを入れず、ギターを起用するカルテットという編成がコンテンポラリな雰囲気を濃くしている印象。
ベストは4曲めにしましょう。このタイトルって..。
"Brooklyn Calling" Stan Killian (https://www.amazon.co.jp/dp/B09X7BQZDW/ )
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